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イギリスの小さな町から 朝日選書25
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 1974/12/10 |
JAN | 9784022591258 |
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イギリスの小さな町から
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1969年刊行。著者は東京商科大学(現一橋大学)卒業、博士(社会学)。本書は1967年6月から9月までの4ヶ月間、大学の調査隊(個人史による地域社会研究)の一員として滞在したイギリスの小さな町(人口2万5千人程度)での調査結果を綴った文書をまとめたもの。著者は、本書を前著『アメリ...
1969年刊行。著者は東京商科大学(現一橋大学)卒業、博士(社会学)。本書は1967年6月から9月までの4ヶ月間、大学の調査隊(個人史による地域社会研究)の一員として滞在したイギリスの小さな町(人口2万5千人程度)での調査結果を綴った文書をまとめたもの。著者は、本書を前著『アメリカの小さな町から』の姉妹編と位置づけているが、滞在理由や滞在期間の違いから趣は少し異なる。もう少しトピックがはっきりしていると感じたし、時間を掛けることで得られる関係性とそれを基にした思考の深さを表現することは難しかったのではないかと想像する。 とはいえ、前著と同様に、1960年代のイギリスの小都市の様子を総体的かつ気軽に知ることができ、貴重である。イギリスで階級社会が残り続けている実態とそれが再生産される学校制度や、親から子への日本の感覚からすると大人びた農業の継承の姿、荘園制度が生き続けつつも経済的・社会的環境の変化の中で衰退していく兆し、など興味深く読んだ。
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