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トラウマ返し 子どもが親に心の傷を返しに来るとき
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トラウマ返し 子どもが親に心の傷を返しに来るとき

小野修【著】

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トラウマ返し 子どもが親に心の傷を返しに来るとき

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 黎明書房
発売年月日 2007/10/06
JAN 9784654065301

トラウマ返し

¥1,870

商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2023/08/03

子供が成人過ぎても悩みは尽きない。 親子関係の指針となる本 子供がいじめにあったときどうするか 子供がトラウマ返しにきたときはどうするか 私自身が不安になった時に何度も読み返したい本、そして、トラウマ返し(俗に言う反抗期)を迎えた親にオススメしたい本。

Posted by ブクログ

2020/07/15

『子は親を救うために「心の病」になる』の直後に読んだのですごく良くわかりました。こちらは実践編じゃないかと思うくらい。読書の相乗効果です。 こどもは親の子育ての間違いによって常に心を傷つけられている。思春期になると、それまでにこどもが受けた心の傷(トラウマ)を親に返しにくる。こ...

『子は親を救うために「心の病」になる』の直後に読んだのですごく良くわかりました。こちらは実践編じゃないかと思うくらい。読書の相乗効果です。 こどもは親の子育ての間違いによって常に心を傷つけられている。思春期になると、それまでにこどもが受けた心の傷(トラウマ)を親に返しにくる。これがトラウマ返しだといいます。 親がトラウマ返しにあった時どうしたら良いのか?それがこの本の本題です。 トラウマ返しは親自身も返せていないトラウマを持っているなど親自身の問題なので、親が自分の問題点と向き合って生き方を正さないといけないのだといいます。 親子にとっては一大事だけれど親と子が本来の生き方を取り戻すチャンスでもあると著者は言います。 親からの愛情が不足するとこどもは愛情を確かめようとします。こどもが何かを要求した時に必要なだけ与えることで愛情が育まれます。要求しないのに与えるとそれは甘やかしや偏愛になるのだと言います。だから甘やかしがエスカレートする懸念はなく、満たされると要求しなくなるようです。 愛情不足が続くと、大切なお金を自分のためにどのくらい使ってくれるのか。といったことで確かめたり、忙しい時に限って無理難題を言うことで確かめたりする。 (思い当たる節がありすぎでした。) そんな切羽詰まった状況でも自分のことに費やしてくれるかどうかを試すことではっきりと愛情確認ができるからです。「私と仕事のどっちが大事なの!?」というセリフの謎が解けたようです。普段の愛情不足のツケが大きくなって愛情の督促状を突きつけられた状況でしょう。 自分の子が思春期になる前にこの本に出合えてよかった。今までの子育ての迷いを払しょくするエピソードもあり、迷いが少し消えたような気がします。自分の子のトラウマ返しの予習ができたとしてもいざその時が来た時に対応できるかどうか...

Posted by ブクログ

2020/04/10

【概略】  「お母さんは、あの時、~したでしょう?僕は本当は凄く腹が立ったのだけど我慢した」「あの時、私は~したかったのに、させてくれなかった」などという子どもの本音が、何年もあとに不意に両親にぶつけられる。暗闇でふいに頭を後ろから殴られたような衝撃、「トラウマ返し」と呼ばれるも...

【概略】  「お母さんは、あの時、~したでしょう?僕は本当は凄く腹が立ったのだけど我慢した」「あの時、私は~したかったのに、させてくれなかった」などという子どもの本音が、何年もあとに不意に両親にぶつけられる。暗闇でふいに頭を後ろから殴られたような衝撃、「トラウマ返し」と呼ばれるもの。本書ではこの時間を経て子どもから親に返ってくる「トラウマ返し」を切り口に、親の「生き直し」を考えるよう促している。 2020年04月10日 読了 【書評】  親子間のコミュニケーションについての勉強をする必要があり、タイトルで手に取った一冊。  やはり「傾聴」がここでもその重要性を発揮。しかも「目は口ほどに物を言う」という要素もしっかり意識したうえで、聴く、聴く、聴く。この辺りは「傾聴」の本を何冊か読んでみたいなぁ。  自分は子育て経験がないため、子どもから「トラウマ返し」を受けたことはない。・・・が、人間関係を築き上げていくにあたり、たとえば付き合っていた彼女や、後輩・部下といった立場の人から「実はあの時ね・・・」と言われ、愕然としたことは、おおいにある訳で。ここで自分の殆どの即座の反応は「なんで今頃そんなこと言うの?」であったことは、いかに自分が自分を中心に考えているかを示してしまっていて。顔から火が出るほど恥ずかしい、というか、申し訳ないなぁと、あらためて痛感。  この本で自分が「おぉ、おもしろい」と思った部分は、「情緒障害」という言葉。これは大人が大人になるにつれて、「タテマエ」と「役割」でしか物を言えなくなってしまい、さらには大人の世界で「感情的」=「精神的未熟者」の評価になりがちなところから、喜怒哀楽の針の振り幅が極端に狭くなってしまうことを指しているそうな。まぁ、「怒り」についてはもちろん取り扱いに注意なのだけど、確かに感情の起伏が激しいことよりも、「ええカッコしい」形でいることの方が「常識」のように捉えられていて、それは常々自分にとっては「???」なトコ、あった。もっと言うと、感情の針が大きく振れてる時の方が、良い英語落語やスピーチが産み出されたりすることもあって。この辺りは、情緒をもっともっと(もちろん迷惑をかけないように)大きく出せるような方向性で良いのでは?なんて思ったなぁ。  長男という立場で生まれ育った自分は、「良い子」という概念に非常に強くとらわれて大人になったと思う。その過程において、何か忘れ物をしてきてはいないか?なんて思いながら読み進めることができたかなと思ったなぁ。

Posted by ブクログ

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