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ジャングル・ブック 福音館古典童話シリーズ23
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ジャングル・ブック 福音館古典童話シリーズ23

R.キップリング【作】, 木島始【訳】, 石川勇【画】

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ジャングル・ブック 福音館古典童話シリーズ23

2,530

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 2003/04/10
JAN 9784834007503

ジャングル・ブック

¥2,530

商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2022/01/24

子どものころ、テレビアニメでやってたような。それで知ったような気になってたが、読んでみたらもう、おもろいのなんの。 そもそも、人間の野生だとか本能だとか、あるいは未開の民族とか人類学とかに関心ある私。「狼にに育てられた子」の実話など読んだこともあり、狼が人間の赤ちゃんにお乳をや...

子どものころ、テレビアニメでやってたような。それで知ったような気になってたが、読んでみたらもう、おもろいのなんの。 そもそも、人間の野生だとか本能だとか、あるいは未開の民族とか人類学とかに関心ある私。「狼にに育てられた子」の実話など読んだこともあり、狼が人間の赤ちゃんにお乳をやり保護するようなことは、昔のインドではままあったんやろなあと思う。キプリング様は、そのような噂などに着想を得てこの物語を作られたのかしら?ああ同時代の方だったなら、お聞きしてみたい!!日本来訪時のエピソードなどあとがきでも読んで、キプリング氏に非常に興味を持ってしまったわ。 ジャングルブックの完全本を求めて、アマ〇ンさんで古本をぽちりました。モーグリの出てこない部分も含めた、ジャングルブックとその続編の完訳。 また、大人になったモーグリは就職し結婚するということがあとがきに触れられており、そこもめちゃくちゃ読みたいやんか!!それって、本書にちらと出てきた、あの、白いドレスの少女かしら????妄想ふくらむわーい。注文した本にこのエピソードは入っているかしら。なかったら、また探さなければだわ!!! 動物たちの歌う詩などは、原語で読んでみたい。 そういう本ないかしら。物語全部、英語の本はちょっと読めそうもないから詩のぶぶんだけ・・・自分で作っちゃおうかな?!(できるんかーい) と、このように、読後もしばらく熱が続くような本だったということです。

Posted by ブクログ

2013/04/23

幼い頃読んだ記憶がよみがえり、非常に懐かしい寓話。結構教訓的だったのだなあと読み返して思う。目には目を的なところがあり、キップリングが西欧人であることを考えると興味深い。

Posted by ブクログ

2012/11/24

<どこにもない、でもどこかにありそうな、空想のジャングル> 先日読んだ、『タイガーズ・ワイフ』に、『ジャングル・ブック』が登場する。主人公の祖父が大切にしている本で、非常に印象的な小道具として使われている。 『タイガーズ・ワイフ』はバルカン半島が舞台の物語で、非常に楽しく読んだ...

<どこにもない、でもどこかにありそうな、空想のジャングル> 先日読んだ、『タイガーズ・ワイフ』に、『ジャングル・ブック』が登場する。主人公の祖父が大切にしている本で、非常に印象的な小道具として使われている。 『タイガーズ・ワイフ』はバルカン半島が舞台の物語で、非常に楽しく読んだのだが、考えてみたら、自分は『ジャングル・ブック』をきちんと読んだことがなかった。で、読んでみるかと図書館で借りてきた。 懐かしい福音館古典童話シリーズの1冊。まずは非常に厚くて驚いた。480ページ弱。 1つながりの作品というよりも、連作短編集といった感じである。 人間の子どもモーグリ(蛙の意)は、トラに襲われて親からはぐれ、ジャングルで狼に育てられることになる。クマや黒ヒョウに鍛えられ、賢く育っていく。 ジャングルでこのまま暮らしていけるかと思ったが、さまざまな軋轢が生じ、やはり人間の元に戻ることになる。 ここで、モーグリは敵であるトラのシアカーンと対決する。モーグリが立てた作戦は成功するが、そのことが原因でモーグリは人間の村から出なければならなくなる。 ジャングルにも、人間界にも、永住の地がないモーグリ。一度は再びジャングルに戻るのだが、最終的にモーグリはどうするのかというのも読ませどころだ。幕切れにジャングルの動物たちが歌う歌には胸が熱くなる。 トラはなかなかの悪役であり、対するモーグリも知恵があっても高潔なわけではない。黒ヒョウもクマもそれぞれに(人間ではないが)人間味を感じさせる設定になっている。ジャングルには独特の掟があり、確固とした世界を形作っている。 現実の動物のリアリティはないが、読んでいるうちに、このジャングルが存在するような感じがしてくる。空想の力、創造の賜物だろう。 出版された時点では、『ジャングルブック』にはモーグリが主人公でない話も含まれており、後に続編も書かれた。本書はその2冊の中から、モーグリが主人公のものだけを抜き出したものである。 キップリングは史上最年少の41歳でノーベル文学賞を受賞しているのだという。 現在では原作自体はあまり読まれているとはいえないが、この本が書かれた頃には、異国への憧れとあいまって、不思議で強烈な魅力のある物語として、多くの子ども達の心を捉えたものなのだろうか。 *アンリ・ルソーやヘレン・バンナーマンはキプリングとほぼ同時代人である。例えば「蛇使いの女」や「ちびくろさんぼ」のジャングルは、どこかで「ジャングル・ブック」のジャングルとつながっている、のかもしれない。

Posted by ブクログ

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