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積みすぎた箱舟 福音館文庫 ノンフィクションN-17
825円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2006/09/15 |
JAN | 9784834021530 |
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積みすぎた箱舟
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積みすぎた箱舟
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作者のダレルが22歳ではじめての動物採集にカメルーンへ出かけた時の体験をまとめたノンフィクション。相方は鳥が大好きなジョン。途中から別行動でひたすら採集とその動物たちの飼育。初めて見る動物もいるのによく飼育出来るなーと思う。そしてヘビやオオトカゲがたびたび出て来る^^;地元の人達...
作者のダレルが22歳ではじめての動物採集にカメルーンへ出かけた時の体験をまとめたノンフィクション。相方は鳥が大好きなジョン。途中から別行動でひたすら採集とその動物たちの飼育。初めて見る動物もいるのによく飼育出来るなーと思う。そしてヘビやオオトカゲがたびたび出て来る^^;地元の人達は動物を生きているのも死んでいるのもビーフと呼ぶ、子どもから高齢者まで、ダレルにビーフを売りつけたくて次々と持ってくる。死にそうなのに、これは元気だ!と言い張ったり、夜番の見張りをサボったり、ダレルもジョンも振り回される。最初は文明国から来た白人が現地の土人からいいように巻き上げるのかと思っていたが、自然を愛し、動物を慈しむダレルたちの態度は、現地の人たちを喜ばせる。また、ダレル達もハンター達の腕前に感服し、採集の仲間となっていく様は気持ちが良い。そして、とても思い切りがよく体力があるダレルに読者は感嘆すると思う。死にそうになってもへこたれない気力、見習いたいです。とにかく予想以上に面白かった!
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初めて読むダレルの作品。 詩人の長田弘さんが書いた『本という不思議』で紹介されていました。 まさかこんなに沢山の鳥や小動物が出てくるとは思っていなくて最初は戸惑ってしまいました。 写真を見ながら(時々は動画を見ながら)読み進めていくと、カメルーンの密林に迷い込んだような不思議な...
初めて読むダレルの作品。 詩人の長田弘さんが書いた『本という不思議』で紹介されていました。 まさかこんなに沢山の鳥や小動物が出てくるとは思っていなくて最初は戸惑ってしまいました。 写真を見ながら(時々は動画を見ながら)読み進めていくと、カメルーンの密林に迷い込んだような不思議な気持ちになりました。 「鮮やかな色の鳥や見たこともない生き物がどこにいるかを正確に知っていなければ見かけることはまずない。」 生きものの習性や採集の難しさがわかり、捕獲してからの餌付け、体調管理、小屋の掃除など…大変な作業があることも知りました。そして鳥や小動物たちに対する並々ならぬ愛情も! サスライアリの行進やヒメカメレオンのダンス、怖いけれど見てみたい。 ヒヒのジョージがカメレオンを食べたこと、毛づくろいはノミ探しでなく塩粒を手にいれるためにしていると知り驚きました。鳥インフルエンザらしき話も出てきましたね。チンパンジーのチャムリーがロンドン動物園に送られて、脱走を繰り返しついには危険を避けるため銃殺された話は読んでいて辛くなりました。 「エー・・アェー!」「ナ、・・・」 現地人のお喋りの明るくリズミカルな調子が心地よく、声に出して読みたくなる本でした。
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英国自然保護論者の草分けジェラルド・ダレルが、22歳のときに出掛けた英領カメルーンへの野生動物収集の旅で経験した大騒動の日々の記録。アフリカの大自然や鳥や爬虫類、哺乳類の表現が素晴らしく、一緒に体験している気持ちになった。 動物たちだけでなく、現地の黒人たちに対する視点が温かく、...
英国自然保護論者の草分けジェラルド・ダレルが、22歳のときに出掛けた英領カメルーンへの野生動物収集の旅で経験した大騒動の日々の記録。アフリカの大自然や鳥や爬虫類、哺乳類の表現が素晴らしく、一緒に体験している気持ちになった。 動物たちだけでなく、現地の黒人たちに対する視点が温かく、著者の豊かな人間性が感じられた。
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