商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2007/10/04 |
JAN | 9784094082081 |
- 書籍
- 文庫
夜半の綺羅星
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夜半の綺羅星
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
再読です。 下引きを主人公にした捕物ですが、やはり安住さんは良いです。 なんとも言えない情感があって、山本周五郎や藤沢周平を思わせるものがあります。 残念なのはそれらしさが伝わってこないタイトルと表紙ですね。 それにしても安住さん、2004年に『しずり雪』でデビューして10年。い...
再読です。 下引きを主人公にした捕物ですが、やはり安住さんは良いです。 なんとも言えない情感があって、山本周五郎や藤沢周平を思わせるものがあります。 残念なのはそれらしさが伝わってこないタイトルと表紙ですね。 それにしても安住さん、2004年に『しずり雪』でデビューして10年。いまだ5作です。文庫化去れたのは4作。あまり沢山書いて荒れるのも困ったものですが、それにしても遅筆です。 =================== 11-037 2011/04/20 ☆☆☆☆☆ どうも、タイトルと表紙の絵で手を出しかねる所もあったのですが、中身の仕上げは見事。やっぱり安住さんは良いです。 薄雲りの下の景色の様にしっとりとしたトーンで、各所で見せる描写の見事さは周平を思わせます。 設定や流れは最初に読んだ安住作品「日無坂」に良く似ていますが(出版順から言えば「日無坂」が似ているのですが)、各々の登場人物が、たとえば荒んでいたり、いい加減だったりしても、その奥底に優しさを持っている所に共感が持てます。この、人を見る優しさが安住作品の特長かもしれません。 これで全作品読んでしまいました。 早く次作が出ないかな。でも遅筆のようだし、当分期待できそうもありませんが。。。 .
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