商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2007/09/25 |
JAN | 9784488722029 |
- 書籍
- 文庫
遺跡の声
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遺跡の声
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3.9
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太陽風交点 塩の指 救助隊. 2 沈黙の波動 蜜の底 流砂都市 ペルセウスの指 渦の底で 遺跡の声 第1回日本SF大賞 著者:堀晃(1944-、たつの市、小説家)
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SF。短編集。連作短編種。 遺跡調査員を主人公とした宇宙SF。 主人公が与えられた任務に従い、惑星を訪れ、調査をする流れ。 どの話も淡々と進む印象だが、描かれるビジョンは刺激的で、全く退屈ではない。 助手として働くトリニティの存在が魅力的。 タイトルをよく目にした「太陽風交点」は...
SF。短編集。連作短編種。 遺跡調査員を主人公とした宇宙SF。 主人公が与えられた任務に従い、惑星を訪れ、調査をする流れ。 どの話も淡々と進む印象だが、描かれるビジョンは刺激的で、全く退屈ではない。 助手として働くトリニティの存在が魅力的。 タイトルをよく目にした「太陽風交点」はあまりピンと来なかったが、「蜜の底」と表題作はかなり好き。
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銀河の辺境で、すでに滅びた地球外生命の遺跡を調査する「私」と、その助手であり疑似親子のような結晶生命体「トリニティ」の旅路を描いた短編集。 文章で描き出される「絵」と「奇想」が非常に美しい小説だと思う。ハードSFだが、どちらかというと奇抜な天体や生命体のアイディアそのものに重きが...
銀河の辺境で、すでに滅びた地球外生命の遺跡を調査する「私」と、その助手であり疑似親子のような結晶生命体「トリニティ」の旅路を描いた短編集。 文章で描き出される「絵」と「奇想」が非常に美しい小説だと思う。ハードSFだが、どちらかというと奇抜な天体や生命体のアイディアそのものに重きが置かれており、登場人物も(ほぼ)主人公と助手だけとあって、何とも言えない余韻を残す最終話まで、物語は終始静謐な印象。 そのせいか、物理音痴の文系SF好きな私にも大変楽しめた。「宇宙空間を漂う謎の太陽ヨット」とか、「無人の砂の惑星に屹立する巨大ピラミッド」とか、絵を想像しただけでもうたまらん!
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