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エミリ・ディキンスン家のネズミ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 2007/09/26 |
JAN | 9784622072669 |
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エミリ・ディキンスン家のネズミ
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
女流詩人エミリ・ディキンスンの部屋に住んでいるネズミは、エミリに負けない詩人。二人(?)はお互いを信頼しあい、詩人として尊敬しあう関係。二人(?)で暗黙の了解のもと、詩のやり取りをしている。しかし、ある日家の家事を仕切っているラヴィニアにみつかり、ネズミ駆除のイタチが放たれる! ...
女流詩人エミリ・ディキンスンの部屋に住んでいるネズミは、エミリに負けない詩人。二人(?)はお互いを信頼しあい、詩人として尊敬しあう関係。二人(?)で暗黙の了解のもと、詩のやり取りをしている。しかし、ある日家の家事を仕切っているラヴィニアにみつかり、ネズミ駆除のイタチが放たれる! 二人(?)の詩人の素晴らしき信頼関係。ストーリーにあった線画のイラストも良い。
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THE MOUSE OF AMHERST 詩人エミリ・ディキンスを初めて知ったのは、落合恵子さんの著作での引用でした。1830年アメリカマサチューセッツ州生まれ、生涯のほとんどを両親の家で過ごし、 1789編の詩を残した。独特な韻と作風は編集者の視点では受けいれられなかったとあ...
THE MOUSE OF AMHERST 詩人エミリ・ディキンスを初めて知ったのは、落合恵子さんの著作での引用でした。1830年アメリカマサチューセッツ州生まれ、生涯のほとんどを両親の家で過ごし、 1789編の詩を残した。独特な韻と作風は編集者の視点では受けいれられなかったとあります。 いつも白いドレスを身にまとい、部屋の中で自分の詩の言葉と格闘していた。街の人が彼女の姿を見かけることは、本当に幸運に恵まれた場合。 そんなエミリの姿と、織りなされていった詩を、エミリの部屋に住みこんだ、これもまた稀有な詩をつくるネズミのエマラインとの手紙のやり取りで表現している。 エミリとしての詩を作ること、編集者に理解されず一人悩む姿、街の子供たちのために、特別なレシピのジンジャーブレッドを作るエミリ、詩人の世界がエマラインの視点で描かれています。 小さくとも、思い髙く 一本の花を、一冊の本をそだてるのだ。 微笑みの種を捲き、 誰にも知らえずに、花開くまで。 エミリ・ディキンスン 訳者は詩人の長田弘さん。
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エミリ・ディキンスン家に住みついたネズミとエミリの、詩を通じた穏やかながらも深い交流の物語。 ネズミの慎ましやかさと情熱が、まさにエミリ自身に通じるところがあるような気がします。 エミリの詩がところどころに挟まれているのですが、 それがまた本当に良くて。 長田弘さんによる新訳だ...
エミリ・ディキンスン家に住みついたネズミとエミリの、詩を通じた穏やかながらも深い交流の物語。 ネズミの慎ましやかさと情熱が、まさにエミリ自身に通じるところがあるような気がします。 エミリの詩がところどころに挟まれているのですが、 それがまた本当に良くて。 長田弘さんによる新訳だそうです。 言ってしまえば地味な、地味な本なのだけれど、静かに素敵な本でした。
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