シマ豆腐紀行 遥かなる〈おきなわ豆腐〉ロ

宮里千里(著者)

• 販売会社／発売会社: 地方小出版流通センター
• 発売年月日: 2007/08/01
• JAN: 9784899821274

商品レビュー

2012/02/24

さー、癒されに行きましょう！南の島へ。
南の島ならではの地の食べ物にお腹を満たされて…。
美しい海や風景に心も満たされて…。

2011/09/09

　シマ豆腐とは、沖縄の特徴ある豆腐のこと。日本豆腐が「脆い、冷たい、無味（に近い）」だとしたらシマ豆腐は「カタサン（固い）、アチコーコー（熱い）、アジクーター（味が濃い）」という豆腐。
　この本はどのページをめくってもひたすら豆腐とうふトーフとTOFU尽くしである（もちろんシマ豆腐）。しかもすごいのは沖縄の豆腐の話なのに話が南米から始まる点だ。
　南米は移民県沖縄にとって最大の移民場所であり、現在では多くの沖縄人コミュニティが出来てる。本書はその沖縄人コミュニティで作られるシマ豆腐を取材するのだが、南米のシマ豆腐に取材したのって本書だけではなかろうか？
　そして第２章でやっと沖縄に帰ってきて、那覇の街の豆腐売り文化や豆腐を巡る沖縄の民俗（結婚とか）などを伝える。第３章では、シマ豆腐のルーツを探して中国・韓国・東南アジア・奄美を中心とした日本の豆腐文化を取材し紹介。
　沖縄のソウルフード・シマ豆腐のすべてがわかる本だ。

さらに詳細レヴューは→http://d.hatena.ne.jp/poppen38/20101025/1287957034