商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2007/09/25 |
JAN | 9784408535111 |
- 書籍
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この指とまれ
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この指とまれ
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
大学生の詐欺師グループが次々と犯罪を重ねるうちに破滅していくと言うストーリー。青春なんて紹介から、コンゲーム的な頭脳戦を期待していたのだが、作品全体にアルコールと煙草の匂いが漂うヤクザ小説に近かった。結構分厚いが、次々と三人称の視点が変わる構成で読んでいて飽きがこない。因果応報的...
大学生の詐欺師グループが次々と犯罪を重ねるうちに破滅していくと言うストーリー。青春なんて紹介から、コンゲーム的な頭脳戦を期待していたのだが、作品全体にアルコールと煙草の匂いが漂うヤクザ小説に近かった。結構分厚いが、次々と三人称の視点が変わる構成で読んでいて飽きがこない。因果応報的なエンディングを予想して読み進めていたら、予想の範疇外の結末も用意されていて最後まで楽しめた。惨劇のシーンを敢えてカットしたことが作品の印象をより深いものとしている。
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途中がちょっとご都合主義的な感じがしたが、一応最後ははまとまってくれたのでスッキリ。正直言うともう少しこうアレな結末でも良かったけどなぁ。
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ラストでどどどどっと人物と人物がつながっていく感じがきもちいい。 この方の書くキャラで最初のイメージが崩壊しないキャラは珍しいかなーというかちょっとその可能性を感じていただけに長谷川夏樹の最後はよかった。最後にとち狂って醜態を晒すような可能性が高かった(アル中だし)だけに、カッコ...
ラストでどどどどっと人物と人物がつながっていく感じがきもちいい。 この方の書くキャラで最初のイメージが崩壊しないキャラは珍しいかなーというかちょっとその可能性を感じていただけに長谷川夏樹の最後はよかった。最後にとち狂って醜態を晒すような可能性が高かった(アル中だし)だけに、カッコイイ死に方をしてくれた。好きなキャラです。俊明も裏切らなくてほんと嬉しかった。だってこの方ならそれが有り得そうなんだもん。誰が歩を疑っていただろうか…。 学生グループが大規模な詐欺を働いていくストーリー。被害者、学生グループのうちの一人、警察、など様々に視点が立ち代わり入れ代わるので叙述トリック的な要素が。
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