時代劇の色気 講談社+α新書

島野功緒【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社/
• 発売年月日: 2007/08/20
• JAN: 9784062724531

商品レビュー

2023/08/24

多分人によっては意見の部分が鼻につくだろうね。
特にある俳優さんは滅多打ちにされています。
なんだ、その人に家族でも殺されたのでしょうか?

まあ確かに考証に不備のあるやつは
人によってはきついかもしれませんね。

だとすると映像ではない
文章のそれでも存在否定されるのあるぞ…
(私が今読んでいるシリーズの前のやつ)

あまり事実重視もよくないんだろうね。

2021/08/15

特に得るものはなかった。
片岡千恵蔵派　鶴田浩ニ、錦之助、松方など
市川右太衛門派　大川橋蔵、欣也、文太、山城新伍など
との情報ぐらいかな。

2010/08/14

放送評論家による、有名な時代劇と、歴代演じた俳優について述べられた本。
「水戸黄門」や「大奥」「忠臣蔵」に大河ドラマ「新撰組！」など。
「水戸黄門」は、「偉大なるマンネリ」なだけに、どの役者も長く続けていくうちに飽きてしまい、降板を申し出るそうです。
石坂浩司は講談調を薄めたいとしたそうですが、やはりパターン化しているものからおもしろさを省くことはできず、彼は2年で降板したとのこと。
もはや黄門ドラマにつきものといった感のある由美かおるの入浴シーンは、「使い方に節度を欠いた」と評しています。

今ではわかりづらい刻についても書かれていました。
「巌流島の戦い」は1612.4/13の朝7：30に行われたとされるそうです。
「お江戸日本橋七つ立ち」の七つとは、午前4時の意味だそうです。

また、昭和の軍部による思想弾圧で、ディック・ミネは三根耕一に芸名改名を余儀なくされたということも知りました。
思想弾圧は、芸名にまで踏み込んだんですね。

東映時代劇全盛期には「見せ場を3つ作る」ことが鉄則だったそうですが、今はまったく無く、脚本のレベルが下がったことを憂いていました。

時代劇は視聴率を取れないとされているそうですが、大河ドラマなどを見るに、かなり高視聴率を取っている気がしてなりません。
私も、これまであまり時代劇に触れてこなかったのですが、この本で少し身近になったため、今後はなるべく見ていきたいと思います。