主を七人替え候 藤堂高虎の復権

小松哲史【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎/
• 発売年月日: 2007/08/30
• JAN: 9784344013704

商品レビュー

2019/09/16

ゴマスリ、風見鶏と言われる藤堂高虎。豊臣秀長に仕え、豊臣派であった藤堂高虎が、何故家康に重用され、信頼を得る事が出来たのか。
豊臣秀長のもとで太閤秀吉を客観的に見る事が出来て、石田三成に対してもその仕事振りを冷静に判断できた事で、その後の天下情勢を客観的に捉えられたのだと思います。だから、徳川家康の信頼を勝ち得たですね。
時代を敏感に感じ取る事は、現在にも通ずることでしょうね。
小説としては、安倍龍太郎氏の下天を謀るの方が面白いかなぁ。

2013/12/14

一気読みです。読みやすかった。少し良いイメージ過ぎる様な気もしますが、地元の大名にスポットが当たるのは正直なところ嬉しい……。巻末の城・寺社一覧はありがたいです。

2009/10/25

これはやり過ぎと思います。羽生さん並…は言い過ぎかもしれませんが、復権は嬉しいですが、なんかもうやり過ぎです。でも酷評に比べたら良いんですが、中庸が良いかなとか思ったり。「藤堂高虎一代記」で素敵夫婦を見てしまったってのもありますが、なんかねー…。