郵政民営化の焦点 「小さな政府」は可能か

野村健太郎【著】

• 販売会社／発売会社: 税務経理協会/
• 発売年月日: 2007/09/01
• JAN: 9784419049973

商品レビュー

2009/10/01

簿記とか金融の基礎がないと難しい。これからの経過も考えると金融の基礎ぐらいは抑えた方がいいのかなー？
決算表に照らしながら営業分析なんかをやってくれてるので、このテクを手本に青根の営業分析も・・・できるかな？

読むところによると郵政・簡保・銀行の財政状況は良好とは言い難いらしく、このままでは外資にいつカモられても可笑しくないそうな。様々な問題点を挙げた後、これからの展望を示すという段階で「これからの営業努力にかかっている」なる言葉がよくでてくる。民営化が失敗に終わりつつある今、少し皮肉な響きがある。
「営業努力」は今進めている報告書のキーワードの一つでもある。フロントラインレベルでの「営業努力」、コマンドポジションレベルでの「営業努力」、この温度差を明らかにする。コマンドのことは本で読めばわかるが、フロントラインのことは行ってみないとよくわからない。今後フロントラインへの調査へ行く事となるが、本にでは見えてこない部分を埋めていくという作業にこの上なくワクワクしている。同時に、フロントラインの温度をしっかり感じるためには、文献を読み込み、しっかりと知識をつけて行くことも重要であろう。なのになつやすみおれはなにをやっていたんだ。