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サクランボたちの幸せの丘
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サクランボたちの幸せの丘

アストリッドリンドグレーン【作】, 石井登志子【訳】

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サクランボたちの幸せの丘

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/
発売年月日 2007/08/31
JAN 9784198623852

サクランボたちの幸せの丘

¥1,540

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2023/08/10

田舎ぐらしに憧れる父について農場での生活をはじめる双子の女の子。それは忙しいけれどもとっても楽しい日々でした! アストリッド・リンドグレーンといえばもう誰もが一度は子どものころ読んだことのある児童書の大家でしょう。リンドグレーンで記憶に残っているお話といえば「はるかな国の兄弟」...

田舎ぐらしに憧れる父について農場での生活をはじめる双子の女の子。それは忙しいけれどもとっても楽しい日々でした! アストリッド・リンドグレーンといえばもう誰もが一度は子どものころ読んだことのある児童書の大家でしょう。リンドグレーンで記憶に残っているお話といえば「はるかな国の兄弟」とか「やかまし村のこどもたちシリーズ」と、絵本で「赤い目のドラゴン」なのですが、これらのお話はそれぞれ楽しい空想の世界を広げてくれるのですが、何か少しの物悲しさが含まれている印象がありました。例えばはるかな国の兄弟では死の印象がとても濃厚ですし、赤い目のドラゴンでは離別、そのほか、つらい現実からひととき明るく楽しい場所にでかける、というお話も多かったように思います。もしかしたら空想を広げることが、生きづらい世の中でも救いになることを伝えたかったのかもしれませんが、それがリンドグレーンのお話の拭いがたい物悲しさにつながっているようにも感じたものでした。 さて、この本はそんなリンドグレーンの初期の作品で、本人も経験したであろう、農場暮らしの一年を楽しく明るく描いています。特に大きな出来事があるわけではないのですが、そこでは辛いはずの農作業も、不便な生活も楽しみに変え、移ろう四季の自然や恵みを豊かに享受する、働く人間の幸せというものを感じさせてくれる、読んでいて幸せになる本でした。初期の作品のせいなのか、いつも感じる一抹の物悲しさではなく、辛いことも悩みも明るく楽しく乗り越えていく双子の姿にとても救われるお話でした。石井さんの訳もよく合っていて、ちょっと大人びた小生意気な女の子が生き生きと感じられて良かったです。 田舎暮らしに巻き込まれる子どもの話といえば、「北の国から」シリーズと照らし合わせながらお楽しみください。

Posted by ブクログ

2020/11/13

サクランボは双子の姉妹。 お父さんの都合で田舎の農園へ引っ越す。 楽しそうで自分もすごしてみたいと感じた。

Posted by ブクログ

2017/07/03

ふたごの姉妹。 父親が田舎の農場に帰りたいと言って……。 ステキな家族、楽しい農場生活、辛いこともあるけれども、幸せな生活が描かれています。 淡い恋のお話も、いいな~って思えました。

Posted by ブクログ

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