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金持ちいじめは国を滅ぼす 講談社+α新書
880円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2007/08/20 |
JAN | 9784062724524 |
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金持ちいじめは国を滅ぼす
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金持ちいじめは国を滅ぼす
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
図書館のリサイクル資料で貰ってきた。 07年に書かれた本だが、2022年の現在でも十分通用する。 ・金持ち優遇反対!の世論に対するまっとうな反論 個人資産1500兆円の有効な使いみちがこの時代から叫ばれているのに、なぜ現在も何も変わらない?日本沈没への道 ・円高、低金利、原油安...
図書館のリサイクル資料で貰ってきた。 07年に書かれた本だが、2022年の現在でも十分通用する。 ・金持ち優遇反対!の世論に対するまっとうな反論 個人資産1500兆円の有効な使いみちがこの時代から叫ばれているのに、なぜ現在も何も変わらない?日本沈没への道 ・円高、低金利、原油安の幸運が重なりバブルが発生 バブル潰しの政策が失われた30年を生んだ。経済対策として1,000兆円もの借金を生んだ。検証もしない国 ・豊な国だからニートやフリーターが発生する ・貧乏人の面倒をみてもろくな事にはならない 際限が無く支出が続く。 ・スイスは平和な国だが、国民皆兵隊 地下壕の設置、3ヶ月分の食料備蓄は義務 多大な犠牲を払っている ・旧札が日銀に戻ってこない 30兆円 相続税逃れ ・アメリカ人は死ぬ前に寄付をする イタリア人はすってんてんで死んでいく 死ぬ前に一番金を持っているのは日本人 ・カーネギーは金持ちのまま死ぬのは恥だと言い残し ホール、大学、3,000の図書館を建設 ・美術館に芸術品は寄贈 名前が後世まで残る ・東京都小池知事 カイロ大学 英語とエジプト後を一緒に学ぶという発想 ・企業を応援する為に株を購入するといい循環に変わっていく。
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論旨、全くその通り。と言うのも、やはり経済活動の牽引力である金持ちのヤル気を削げば、経済が低迷し、税金も減り、全体の不幸が増す方向になるのは自明だからである。 しかし。金持ちに対する否定的な気持ちは僻み根性だけから来るのだろうか。 資本主義は、労働を資本家に販売し、資本を拡大...
論旨、全くその通り。と言うのも、やはり経済活動の牽引力である金持ちのヤル気を削げば、経済が低迷し、税金も減り、全体の不幸が増す方向になるのは自明だからである。 しかし。金持ちに対する否定的な気持ちは僻み根性だけから来るのだろうか。 資本主義は、労働を資本家に販売し、資本を拡大させていく行為により成り立つ。つまり、労働者のカロリーをお金に変換するのであって、ゆえにお金とは、人間のカロリーを売り買いするための媒介という側面を持つのだ。そしてこの媒介には、限界がない。だから。我々は、この媒介をより多く持つもの、つまり金持ちには、支配されてしまうかのような嫌悪感を持つのだ。単に、羨ましいからというだけではない、生物としての本能が働く。そして、この本能を利用したのが、自由競争主義としての資本主義だ。 こう考えると、今の日本が成功した社会主義などと揶揄される理由も分かる。で、社会主義は揶揄される対象なのか。経済が低迷し国力が弱れば、他国に支配される不安が生じる。今度は個人から国単位だ。だから、経済活動は常に活発で、国力は落としてはならない。それなら。金持ちの意欲を落としてはならない、とこういった論法になるわけである。 帝国主義とは、武力によって国を支配しようとする主義。資本主義とは、資本によって個人を支配しようとする主義だ。思想によって、支配をなくそうとした共産主義は、もはや下火であり、思想を管理する独裁者を要した為に、独裁主義に成り下がった。思想の下、互いに支配は無しよ、というのは難しい。思想ではなく、宗教でそのような形はあるが。それで。日本は海に国境を隔てた単一民族国家であり、天皇を象徴として、機会の平等を法に担保された国である。システムとマニュアルは資本主義なのだが、オペレーターの思想は社会主義なのだ。だから難しい。 言いたいのは、日本はアメリカと違うのだから、金持ちの足を引っ張っても、国力が上がる可能性は無いだろうか、という事。社長と従業員の給与格差を国際比較で見たって、だからサラリーマンの意欲が低下しているとは言い難い。課税が嫌でタックスヘイブンみたいな地に逃げるような金持ちなら、はなから強欲で国力には繋がらないでしょうし。
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国が弱者を救えば、強者になろうとする気がなくなったり、強者は強者を優遇する国へ流れてしまい、国として力がなくなり滅んでいくという警鐘を鳴らした本。政策が弱者優遇と強者優遇のケースでどのようなメリット・デメリットがあるか整理することができました。
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