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白昼の悪魔 鬼貫警部事件簿 光文社文庫鮎川哲也コレクション
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白昼の悪魔 鬼貫警部事件簿 光文社文庫鮎川哲也コレクション

鮎川哲也【著】

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白昼の悪魔 鬼貫警部事件簿 光文社文庫鮎川哲也コレクション

691

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2007/08/08
JAN 9784334742980

白昼の悪魔

¥691

商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2024/06/14

鮎川御大、死体をバラバラにすねの好きだな! 完璧に思えたトリックだったのが 最後のミスに「あっ!」となった『五つの時計』 なかなか大掛かりなアリバイづくりだった 表題作『白昼の悪魔』のふたつが好み。 そのほか『誰の屍体か』『愛に朽ちなん』 『古銭』『金貨の首飾りをした女』『首...

鮎川御大、死体をバラバラにすねの好きだな! 完璧に思えたトリックだったのが 最後のミスに「あっ!」となった『五つの時計』 なかなか大掛かりなアリバイづくりだった 表題作『白昼の悪魔』のふたつが好み。 そのほか『誰の屍体か』『愛に朽ちなん』 『古銭』『金貨の首飾りをした女』『首』の 全7話からなる短編集。 ミステリとしてはおもしろいけど ちょっと女性の描き方にイラッとする ところもありました。 まぁ、そういう時代だからと思っとこう。

Posted by ブクログ

2017/11/05

短編集。 あっさりしてていいね。 そういやちょっと気になってたんだけど、昔は一人殺したら死刑だったんだろうか。 死刑制度について調べるとかいやなので疑問のままにしておくけど。

Posted by ブクログ

2012/08/16

鬼貫警部の短編集。全編アリバイ物です。 【白昼の悪魔】殺人現場に残された多くの手掛り。この手掛かりから徐々に犯人を…と思いきや探偵や記者が登場して別方向へ話が展開していくのがおもしろいです。 ラストは哀愁漂ってますがちょっと安っぽいドラマでした。 【誰の屍体か】冒頭で芥川がお...

鬼貫警部の短編集。全編アリバイ物です。 【白昼の悪魔】殺人現場に残された多くの手掛り。この手掛かりから徐々に犯人を…と思いきや探偵や記者が登場して別方向へ話が展開していくのがおもしろいです。 ラストは哀愁漂ってますがちょっと安っぽいドラマでした。 【誰の屍体か】冒頭で芥川がお酒飲んでごろごろしているのが気持ち良さそう。 犯行に使われたと思われる品々が届けられるという導入がミステリアスで楽しい。 最初はミスを犯した鬼貫警部ですが、依頼者が集めた情報から見逃されていた真実を見つけ出す鬼貫警部の慧眼が、依頼者視点からだと分かり易くおもしろいです。 残忍な死体の扱い方や芸術家たちなど結構どろどろとしていて楽しめました。 【五つの時計】名作と名高い作品ですが、なるほど凝ってます。まさに鉄壁のアリバイ。真犯人のアリバイを支える五つの時計をどうやって攻略するのか。ほんの僅かな手掛かりから鬼貫警部の推理が冴え渡ります。これも容疑者の無実を信じる依頼者の視点で、手品のトリックを明かすように真相をつまびらかにしていく鬼貫警部の解決シーンが楽しいです。 そばがおいしそう。 【愛に朽ちなん】本書ではこれが一番好きでした。大きさの違う2つの箱。一方にはなぜか死体が詰められ、違う場所へと送られていた。このトリックを瞬時に思いついた犯人はすごいです。解決のきっかけとなることさえ分かれば簡単な事なのかもしれませんが、ネタバレの後もわたしは混乱しました。ただ犯人の告白は退屈でした。ここは鬼貫警部にびしっときめてほしかったです。 【古銭】冒頭から手がかりが散りばめられています。犯人もこのトリックを考えた時アレを気にするもんだと思いますが迂闊だなぁ。メインのアリバイ崩しの他にこそ泥や新聞配達の少年のエピソードがあっておもしろいですね。 【金貨の首飾りをした女】古銭収集ってそんなにポピュラーな物なのかな。 容疑者とされた男が無実を証明する為に奔走するという最初の展開がおもしろいです。 逃亡劇、調査、元妻との関係、過去の事件。短編ですが単調なアリバイ崩しでない濃さがありました。 しかしすごいトリックだ。よくこんなトリックを考えつくなぁ。 【首】最初のいたずら電話はそんな事しなくても、とは思うけれどおもしろい。幾重にもアリバイの為の策が弄してあり、その残忍さも含めて複雑怪奇です。解決の糸口となるアレも矛盾点からの推察でさすが鬼貫警部。

Posted by ブクログ

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