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ウナギ 地球環境を語る魚 岩波新書
836円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2007/08/23 |
JAN | 9784004310907 |
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ウナギ
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ウナギ
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商品レビュー
4.6
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ウナギを巡る研究史及び最近のウナギの漁獲高減少についてである。 天然ウナギの本州の北限は青森県小川原湖である。実に分厚く、toughな歯ごたえ。 Spainでは、シラスのオリーブオイル煮とかあり、おいしい。 ウナギは海(日本ウナギはマリアナ海峡の海山)で産卵し、回遊して、川に登り、数年を川、湖で過ごし、また、海に帰っていく。 サケは、川で生まれ、においで生まれた川に帰ってくるそうだが、ウナギの稚魚は最後は黒潮に乗って日本にくるそうだ。渡り鳥もそうだが、地球規模の移動はほんとうに不思議。
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生物としてのウナギから食料としてのウナギまで。生活環境を中心に全体的に網羅。著者が元科学部記者なだけあって、深いところにも触りつつ概要をまとめた読みやすい良書。特に序盤に記されたアリストテレスやフロイトとの関わりには知識欲を上手く刺激させられてる感があって良い。代わりに今後の展望...
生物としてのウナギから食料としてのウナギまで。生活環境を中心に全体的に網羅。著者が元科学部記者なだけあって、深いところにも触りつつ概要をまとめた読みやすい良書。特に序盤に記されたアリストテレスやフロイトとの関わりには知識欲を上手く刺激させられてる感があって良い。代わりに今後の展望についての言及が薄めではあるので、他書での補完を推奨。
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世界で一番のウナギ消費大国である日本。しかしその生態についてはきちんと認識されてないのが実情。河川、港湾の開発によりウナギの繁殖を激減させたこと。乱獲により絶滅の危機に瀕しているものの適切な実態把握や対策が打たれてないこと。国際社会における責任を日本が果たす為にもさらなる取り組み...
世界で一番のウナギ消費大国である日本。しかしその生態についてはきちんと認識されてないのが実情。河川、港湾の開発によりウナギの繁殖を激減させたこと。乱獲により絶滅の危機に瀕しているものの適切な実態把握や対策が打たれてないこと。国際社会における責任を日本が果たす為にもさらなる取り組みが期待される。さもないとここ数年で劇的に身近になったウナギがまた超高級品となって手が届かない食材になってしまうかも…。
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