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清らに生きる 伊都子のことば
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清らに生きる 伊都子のことば

岡部伊都子【著】

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清らに生きる 伊都子のことば

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 藤原書店/藤原書店
発売年月日 2007/07/30
JAN 9784894345836

清らに生きる

¥1,980

商品レビュー

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2018/12/26
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 エッセイスト、岡部伊都子さん(1923.3.6~2008.4.29 享年85)の心に響く数々のことば、いくつか紹介しますと、①若いころ、あんなに「死」を見つめていた私が、年を重ねたいま、逆に「生」を大切に生きている。②「こんなに汚く老化してきた自分を見ることができるなんて」ありがたい。③どんなに美しいものがゆたかにありましても、美しいと感じる心がなくては、美は存在いたしません。④寒くなるほど、灯の色は深く清く激しくなる。⑤机というものは、一つの精神のよりどころなのでしょうか。  岡部伊都子(随筆家、1923~2008)「清(ちゅ)らに生きる」、2007.7発行、再読。共感を覚えた言葉: ①生きているのが不思議でたまらない。人間という存在がおもしろくてたまらない。②生活を大切にしよう、ということは、「妥協をしないこと、ウソをつかない」ことなのだ。③いい仕事ぶりというものは、目立たないもの。それがなくなって、はじめてその良さをさとらされる。④人は生きている間、自己を創りつづける。⑤一年中、それぞれの季節の色にじむ月の姿が見られる。⑥文明は非常に恐ろしい。月世界へ飛んでいかんでもよろしいがな。地球が健康やったらそれほどええことあれへん。⑦死んだ人は、日が経つと影が薄れてゆくもの。だが、本当に心に近い相手の姿は、日が経つにつれて濃くなりまさる。  

Posted by ブクログ