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花よりも花の如く(5)
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花よりも花の如く(5)
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商品レビュー
4.2
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
海くんが左右十郎の名を継ぐということを 大人である憲ちゃんと全く同じではないかもしれないが 意識し考えているところがすごいと思うし それが伝統芸能の家に生まれるということなのだろう。 自分じゃ駄目なのでは、と自信がなくなるのは 能が嫌なのではなくて、寧ろ好きだからなのだろう。 憲ちゃん自身、舞台に立つことが当たり前だと思っていたところから、 お母さんに「舞台以外の道も考えていい」 と言われるシーンも印象的だ。 初めて舞台を続けるかやめるかという選択肢を手に入れることになる。 続けるということが、惰性ではなくて 自分で選んで続けることになる訳で、より一層重くもなるし 真摯に向かうことになるだろう。 韓国の話は、そもそも韓国の唱える歴史について 思うところがあるのでもやもやするところもあった。 招かれたから行っているのに石を投げられても、と思うし 「でも日本人が昔悪いことをしたから」と思うほど 歴史に無知でもないので。 ただNYの時に黄色人種として軽い差別をされたのと 対比になっている構図は良い。 『どうせ全員ベストを尽くす』という言葉が良かった。 確かに言われてみれば、種の保存にも関係ないのに 人間はなぜきれいなものに惹かれるのだろう。 『人間を美しいと思うのは人間だけだ』 という言葉もとてもきれいで印象的だった。
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再読中。 あれ、最近ガクくんがあんまり出てこないなー。 彩紀ちゃんとのことも気になる。 てか、メガネありのころとなくなってからと ケントの印象もずいぶん違う。 カラが敗れたのかな。
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個性的な登場人物の多い「花・花」ですが、その最たる人と思っている芳年さん登場。 いやー、彼を見ていると私は「野村○斎氏」を思い出して仕方がありません。 それでも、その芳年さんを上回る航さんがいるんだから、この世界は深い…。 さて、韓国での公演の話がこの本のメインですが、ニューヨ...
個性的な登場人物の多い「花・花」ですが、その最たる人と思っている芳年さん登場。 いやー、彼を見ていると私は「野村○斎氏」を思い出して仕方がありません。 それでも、その芳年さんを上回る航さんがいるんだから、この世界は深い…。 さて、韓国での公演の話がこの本のメインですが、ニューヨークでの話より、韓国の話の方が好きです。 この韓国の人たちの、良くも悪くもハッキリしているところはいいなぁるそして柔軟性高い! 全てがそうだとは思えないけど、少なくともこういう気質はあるんだっていうことが望みになればいい。 でも、この当時はまだ冬ソナブームもなく、韓国は対日感情の厳しい国でしたから、今のこの韓流ブームが来るなんて、思いもしなかった頃だよね。 その中でこうした絆が気付けた後に、あのブームが来たら、この公演に参加した人たち、みんなすっごく嬉しかっただろうなぁ。 なんてほんわか読んでいたら、最後の最後に大きな爆弾が…! 侮れません。
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