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トムソーヤ ジェッツC

高橋しん(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社/白泉社
発売年月日 2007/08/29
JAN 9784592142812

トムソーヤ

¥838

商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2014/05/27

母の葬式のために戻ってきた町。よそ者の自分に対して冷たく感じるその町で、同じくよそ者だけどやんちゃな中学生と出会い、無謀な、楽しい冒険の夏が始まる。 「トム・ソーヤー」と「高橋しん」の組み合わせってどうなんだろう?…と思って購読。読み終わってから「トム・ソーヤーの冒険」をまとも...

母の葬式のために戻ってきた町。よそ者の自分に対して冷たく感じるその町で、同じくよそ者だけどやんちゃな中学生と出会い、無謀な、楽しい冒険の夏が始まる。 「トム・ソーヤー」と「高橋しん」の組み合わせってどうなんだろう?…と思って購読。読み終わってから「トム・ソーヤーの冒険」をまともに読んだことがなかったことに気付き、本書の後にそちらも読んだ。 初読の感想は、主人公で美大生ハルのフワフワと足元のおぼつかない感じとかタロたち中学生の子供っぽさの過ぎる行動が目につき、問題が次から次へと起こるゴチャゴチャした物語だなぁといったものだった。ただ夏休みの、その期間だけのキラキラした風景だけが印象に残るだけという。 けれどその後「トム・ソーヤーの冒険」を一読して、改めてこのお話が現代版「トム・ソーヤーの冒険」なんだと納得。うまいこと現代日本という舞台に「トム・ソーヤー」を落とし込んだなぁと感動した。ゴチャゴチャしてると感じていたお話も、「このエピソードをこんな形にしたのかー!」とうんうん頷きながら読み返した。 ハルが主人公だけど、描かれているのは少年時代のキラキラと光る一瞬。表紙カバーイラストのように。 女性誌の「メロディ」掲載作に加筆修正されたものとか。ハルの元の生活がどんなだったかとか男関係がどうとかの深いツッコミも無く、ほんとに少年たちとの冒険がいっぱいだったので、これが女性誌に掲載されてたことにビックリ。 表紙カバー下は古い革の本のようなデザインでした。

Posted by ブクログ

2014/01/21

夏になるたび読み直している。繊細な線と光のぐあい、透明な笑顔・・・それから、大人の中にもじつはある、ちょっとしたいたずら心や冒険への憧れ、好奇心。描かれているそういうものに、心くすぐられる思いがする。

Posted by ブクログ

2013/01/20

未レビュー消化。ずっと夏のまま宝物を探して生きていたいような人たちの話。高橋しんの描く夏はどの作品でも光り輝いていて太陽や水、草花など綺麗な背景が彩っていて大好きです。内容で一番印象に残っているシーンは最終話。子供時代の輝いてた季節からの卒業を描いた最終話ではハルの旅立ちを示唆し...

未レビュー消化。ずっと夏のまま宝物を探して生きていたいような人たちの話。高橋しんの描く夏はどの作品でも光り輝いていて太陽や水、草花など綺麗な背景が彩っていて大好きです。内容で一番印象に残っているシーンは最終話。子供時代の輝いてた季節からの卒業を描いた最終話ではハルの旅立ちを示唆した絵のシーンで甚く感動した記憶が残っています。

Posted by ブクログ

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