商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 1982/10/01 |
JAN | 9784003300817 |
- 書籍
- 文庫
葉隠(上)
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葉隠(上)
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4
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日本人の持つ、究極の…
日本人の持つ、究極の精神を表現した作品。日本人の失った「武士道精神」を現代に伝えている名著だ。
文庫OFF
葉隠 岩波文庫 上巻 武家の倫理規範の本。名言が多い。 葉隠は 三島由紀夫や「武士道とは死ぬこと見つけたり」の過激さに引っ張られて、死のイメージが強いが、主君に仕えるという道を全うするために 武士の規範を記したものであって、死と結びつかない部分もある 常住死身や死狂いの覚...
葉隠 岩波文庫 上巻 武家の倫理規範の本。名言が多い。 葉隠は 三島由紀夫や「武士道とは死ぬこと見つけたり」の過激さに引っ張られて、死のイメージが強いが、主君に仕えるという道を全うするために 武士の規範を記したものであって、死と結びつかない部分もある 常住死身や死狂いの覚悟は、死ぬことは いつでもできる というメンタリティ。 主君の死を追って殉死するのではなく、死ぬことはいつでもできると思いながら、生きて 主君の仇を討つことが、「武士道とは死ぬこと見つけたり」の意味。 死ぬことは いつでもできるという メンタリティが 「五輪書」「論語」にない 葉隠の魅力なのだろうが、この刺激的なメンタリティに心頭してしまうと、読書が毒書になる気がする。 葉隠は、武士としての自己鍛錬 と 人間としての自己鍛錬を論じており、人間としての自己鍛錬部分は 処世術としても読める *自己判断を捨て、古人の金言を聞いたり、人に相談すること *道とは 我が非を知り、一生打ち置かないこと *礼儀により、人から引き立てられて 大器晩成に至る *仕合せの時は 自慢、奢りに要注意 *不仕合わせの時に くさる者は役に立たない ビジネス書にあるような「主君のための自己犠牲の精神」と 「愛社精神」を同一化させる ステレオタイプや全体主義的な論調には違和感がある。
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