商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2005/01/07 |
| JAN | 9784167450106 |
- 書籍
- 文庫
血脈(下)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
血脈(下)
¥990
在庫なし
商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
サトーハチローといえば、「リンゴの唄」や「小さい秋みつけた」など童謡作家として超有名。小さいころみんなの歌をテレビでみると、毎度「サトーハチロー」の文字を見かけたような。 そんなサトーハチローの異母妹である佐藤愛子が描く佐藤家のハチャメチャぶりが本書のメインストーリである。その...
サトーハチローといえば、「リンゴの唄」や「小さい秋みつけた」など童謡作家として超有名。小さいころみんなの歌をテレビでみると、毎度「サトーハチロー」の文字を見かけたような。 そんなサトーハチローの異母妹である佐藤愛子が描く佐藤家のハチャメチャぶりが本書のメインストーリである。その話題の中心は父である佐藤紅緑とその後妻である「シナ」である。佐藤愛子からみてら父と母である。紅緑の生活はある意味ぶっ飛んでいる。妻や女はとっかえひっかえ、子どもはほったらかし。その子供たちは親に輪をかけてぶっ飛んでいる。妻や女はとっかえひっかえ、子どもはほったらかし、に加え、お金は親にせびりまくりときた。 紅緑はだから書いて書いて書きまくって稼いだ。サトーハチローは金のために書いたのか、あふれ出る詩心を留め置いたのか、兎に角書いて書いて書きまくった。佐藤愛子は生活のために書き始めたところ、意外と書けるということでこれまた書いて書いて書きくった。 しかし佐藤家である。このやんちゃぶりというか乱脈ぶりはどう見ても血脈である。そしてシナである。血脈と対峙するわけでもない、しかし受け入れるわけでもない。ずっと外側から眺めている、でも頼られれば用立てる。紅緑とシナの関係、継子との関係が本物語の主要テーマである、 そしてシナや愛子はそこをどのように乗り越えていくのか。やんちゃ、ハチャメチャを書き連ねているだけなのか、小説として成立しているのか。いや、話としては面白い。しかしホントだったら生活していくのは辛い。 作者である愛子が、愛子を客観的に見て記述している、しかも手抜きやひいき目がない、そこは非常に面白い。そして最後に生き残っていくのが愛子であるところもまた「小説として」面白い。 そしてそしてあの童謡作家がこの血脈!という意外性が最高に面白いのだ。数多くの校歌の製作工程が面白いのだ!
Posted by 
なんかしんどい本やったなぁ。 でも読みたい本やった。 うちの血は?当然そんなこと考えたし、運命以上に恐ろしいことやなぁとも思った。 知ってるのは3代前。4代目は、遠い記憶の中で、話してくれた人はもうおらんし。慶長の生まれの人。 いろいろあったように思ったけど、[平凡]な家系で良か...
なんかしんどい本やったなぁ。 でも読みたい本やった。 うちの血は?当然そんなこと考えたし、運命以上に恐ろしいことやなぁとも思った。 知ってるのは3代前。4代目は、遠い記憶の中で、話してくれた人はもうおらんし。慶長の生まれの人。 いろいろあったように思ったけど、[平凡]な家系で良かった。
Posted by 
図書館で。正月休みに読もうかと借りてきてようやく読み終わりました。長かった(笑) 佐藤愛子の父、佐藤洽六が愛子の母シナに出会うところから始まり一族の今までの長い長いお話でした。それにしてもまあ恋に落ちるのは仕方ないかもしれませんが洽六さんの始末のつけ方は中々最悪ですなぁ。そりゃ...
図書館で。正月休みに読もうかと借りてきてようやく読み終わりました。長かった(笑) 佐藤愛子の父、佐藤洽六が愛子の母シナに出会うところから始まり一族の今までの長い長いお話でした。それにしてもまあ恋に落ちるのは仕方ないかもしれませんが洽六さんの始末のつけ方は中々最悪ですなぁ。そりゃあ息子たちもぐれて仕方ないのかもしれない。まあでもそんな子供の時のことを20過ぎてもグダグダ言ってても仕方ないし自分の人生を考えなきゃ自分が損をすると思うのですがなまじっかお金があって、厄介ごとを起こしてもすべて金で解決、もしくは自分で解決させず人を使って解決させる、では成長がないのも仕方ないのかもしれません。 そして佐藤の男どもが押しなべてグダグダしているのに対し女性はアホかってくらい男に引っ付いて離れないのも不思議。今の世の中なら普通に離婚しているだろうなぁ。大体愛子さんからしてなんで亭主が来るとボンボン金を与えてたんだろう?そのあたり洽六氏が激怒しつつも最終的には面倒くさくなって息子に金を出し、それに味を占めた息子どもがますます増長するという構図そのままだと思うんですけどね サトウハチロー氏もなかなかにすごい人間にかかれてました。擁護するわけではないですが創作をする人間はけして事実だけを書くわけじゃないのだから人々が懐かしむような、美しいと思うような言葉を紡ぐのは当たり前かなぁと思います。まあ確かに手の付けられないような不良息子が母や父を慕う切ない詩を読むときれいごと言ってら、という身内の気分は非常によくわかりますが(笑) そして4男坊は父からのお金が届かなくて自殺、とありますがよくよく考えるとこれもちょっと変ですよね。だって19とは言え所帯を持った人間が親からの仕送りがないと食っていけないって…だったら結婚するなよ、自活しろ、と思ったりもするわけで。面倒ごとを押し付けるためにヨメを探して結婚させて何かあると○○はどうしてるって息巻いてもねえ…。 時代がそういう時代だったんだろうなあとしか言いようがないのですが…イヤな時代だな。 というわけで女性が自活出来て結婚しなくても生きていける時代というのはありがたいなぁと思うのです。ああ、本当にバカな男に引っかかると大変だなぁ…としみじみ思いました。
Posted by 
