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闇は知っている 新潮文庫
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闇は知っている 新潮文庫

池波正太郎(著者)

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闇は知っている 新潮文庫

572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1982/01/27
JAN 9784101156118

闇は知っている

¥572

商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2026/06/14

池波正太郎の長篇時代小説『闇は知っている』を読みました。 池波正太郎の作品は、1月に読了した『あほうがらす』以来ですね。 -----story------------- 2020年は著者没後30年。 再び味わいたい、池波正太郎の世界。 「おれもお前も、もう他人(ひと)の血にぬ...

池波正太郎の長篇時代小説『闇は知っている』を読みました。 池波正太郎の作品は、1月に読了した『あほうがらす』以来ですね。 -----story------------- 2020年は著者没後30年。 再び味わいたい、池波正太郎の世界。 「おれもお前も、もう他人(ひと)の血にぬれつくしている。 洗おうといったとて洗えるものじゃあねえ」 金で殺しを請け負う男・隆心。後家に手をかけ出奔した、美貌の僧侶。 十七歳の僧・隆心は、彼の心を踏みにじった後家お吉を絞殺し、故郷から逃げ出す。山崎小五郎と名を変え、金で殺人を請負う〈殺し屋〉となった彼は、天与の美貌と剣技にものをいわせ、平然と女を犯し、人を殺すが、育ての親である隆浄和尚と対峙したとき……。 抜き差しならぬ人間関係のしがらみと、一瞬の気の緩みが死につながる暗黒街にうごめく男たちの凄絶な世界を描く時代長編。 ----------------------- 1971年(昭和46年)に刊行された作品です。  ■後家殺し  ■家老の子  ■駕籠の中  ■元締殺し  ■雨夜の陰謀  ■血  ■解説 佐藤隆介 金で殺しを請け負う男が情にほだされて失敗した時、その頭に残忍な悪魔が棲みつく……江戸の暗黒街にうごめく男たちの凄絶な世界。 若き僧・隆心が、ほんの一瞬の気の緩みから取り返しのつかない闇へと転落していく点……その過程を、池波正太郎らしい静かな筆致で描き切った長篇時代小説でした、、、 読んでいて胸の奥がじわりと冷えていくような、そんな読後感のある一冊でしたね……ある出来事を境に、彼の人生は音を立てて狂い始め、僧としての戒めを破った瞬間から、彼の前に広がるのは、己の弱さと欲望が形を変えて迫ってくる“闇”の世界。 寺の僧から殺し屋へ……その転落ぶりが決して劇的ではなく、むしろ淡々と、しかし確実に深まっていくところに、怖さを感じましたね。 隆心の姿は、時代小説の枠を超えて“人間の普遍的な弱さ”を照らし出しているように思えました……そして迎える結末は壮絶で、虚しさが深く残りました、、、 隆心が辿り着いた場所は、彼自身が望んだものではないはずなのに、そこに至る道筋はあまりにも自然で、避けようのないものに見えてしまうんですよね……読後、しばらくページを閉じたまま余韻に浸っていましたね。 人の心に潜む闇と、その闇に呑まれていく過程を描いた物語……池波正太郎作品の中でも強く印象を残す一冊でしたね。

Posted by ブクログ

2024/05/11

日本海に面した筒井藩内にある真方寺の若き僧の隆心。隆心は自分を弄んだ後家のお吉を絞殺してしまい、殺し屋として諸国を放浪する。 ちょっとした気の緩みから、誰のうちにも潜む欲望が人生を変えてしまう。いつの世にもある闇の世界と人間の欲望を、軽妙なタッチで、池波ワールドへと誘い込んでしま...

日本海に面した筒井藩内にある真方寺の若き僧の隆心。隆心は自分を弄んだ後家のお吉を絞殺してしまい、殺し屋として諸国を放浪する。 ちょっとした気の緩みから、誰のうちにも潜む欲望が人生を変えてしまう。いつの世にもある闇の世界と人間の欲望を、軽妙なタッチで、池波ワールドへと誘い込んでしまう。素晴らしい。

Posted by ブクログ

2023/10/02

<目次> 略 <内容> 剣客商売とかを読んでから、こちらを読むと、主人公を含めて、人の描き方が物足りなかった。

Posted by ブクログ

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