商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社/双葉社 |
発売年月日 | 2003/01/09 |
JAN | 9784575712407 |
- コミック
- 双葉社/双葉社
「坊っちゃん」の時代(文庫版)(第四部)
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「坊っちゃん」の時代(文庫版)(第四部)
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やはり明治を知る上で、大逆事件は避けて通れないんだな、と思いました。 今まで深く調べたことがなかったので、この本で大筋を知ることができたのは良かったし、引き込まれました。不安定ながらもエネルギーに溢れ、明るい印象だった明治の終焉を目撃しているような読後感。時代の空気を感じて戦慄しました。
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中上健次が時折り言及していたので多少興味があったという程度の大逆事件。 幸徳秋水にはもちろんだが、管野須賀子という女性に興味深まり。
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本作は第三部から3年半の後に上梓されたそうな。私も前作から時日が経過しての読了となった。大逆事件を芯に据えた群像劇で、主役は幸徳秋水なのだが、目立つのは菅野須賀子である。大逆事件は、維新を成し遂げた薩長の暴走にも見える。この世相・経済を良しとしない庶民の中から生じた「主義者」達に...
本作は第三部から3年半の後に上梓されたそうな。私も前作から時日が経過しての読了となった。大逆事件を芯に据えた群像劇で、主役は幸徳秋水なのだが、目立つのは菅野須賀子である。大逆事件は、維新を成し遂げた薩長の暴走にも見える。この世相・経済を良しとしない庶民の中から生じた「主義者」達に同情してしまう。だがしかし、当局側も主義者側も極端な思想に走ったが故の結末と感じ、日本人の気質を映し出しているように見えた。
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