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ロストジェネレーション さまよう2000万人
1,320円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/朝日新聞社 |
発売年月日 | 2007/07/06 |
JAN | 9784022503091 |
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ロストジェネレーション
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ロストジェネレーション
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商品レビュー
3.3
18件のお客様レビュー
日本全体が少しおかしくなっている気がするが、どこに原因があるのだろうか。 少し気分が暗くなってしまう。 ある年代をグルーピングして名前をつけるのが流行っている様だが、果たしてそのことに意味があるのだろうか。 何やら「後付け」の理論という気がしないでもない。 色々と考えさせ...
日本全体が少しおかしくなっている気がするが、どこに原因があるのだろうか。 少し気分が暗くなってしまう。 ある年代をグルーピングして名前をつけるのが流行っている様だが、果たしてそのことに意味があるのだろうか。 何やら「後付け」の理論という気がしないでもない。 色々と考えさせられる。
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日本が最も豊かだった時代に生まれ、戦後最長の経済停滞期に社会に出た、ロスジェネ。 くくり的には、僕はその世代には当たらないらしい。というか、恵まれた環境でヌクヌクと漫然と生きている僕にとっては、体感できないのが現実で、それこそがこの本でいう「無関心」で、他人事ではなかったマジで。...
日本が最も豊かだった時代に生まれ、戦後最長の経済停滞期に社会に出た、ロスジェネ。 くくり的には、僕はその世代には当たらないらしい。というか、恵まれた環境でヌクヌクと漫然と生きている僕にとっては、体感できないのが現実で、それこそがこの本でいう「無関心」で、他人事ではなかったマジで。 敷かれたレールを行くことが最重視された時代から、”自分で生きる”道を見出し始めた日本で最初の世代。といえば聞こえはいいがそこには過酷な現実があって、多世代との利害対立から拡がる無関心。難しい問題。 キレイごとにはしたくないけれど、生きていくしかない。この信用できない世界で。僕もだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
はやりの格差社会論を世代を軸にした切り口でみせようという試みだが、成功・失敗が相半ばしているように思う。 成功しているところとしては、従来の格差社会論にありがちな中流・下流や正社員・非正規といった不毛な階級間闘争にいたずらに陥ることを回避できている点。また就職氷河期にたまたま遭遇してしまった、という誰の目にも明らかな事実を議論の起点とすることで、「格差は本当にあるのか」等という冗長な議論をかすませることができている点。 失敗していると感じるのは、「IT起業家」や「脱官僚エリート」から所謂ワーキングプア層まで満遍なく取り上げることで逆に「ロスト・ジェネレーション」という世代の核がぼやけてしまっている点。一部の起業家や社会的企業・NPOなどに関わる人たちをモデルに、「失われた十年に翻弄されることで国家や社会等に依存することなく、自分自身のみを頼みとして生きることを選択した世代」などとする安直な「括り」はひたすらうそ臭く感じてしまう。様々な日本社会の変動はあるにせよ、「ロスト・ジェネレーション」の中でも最大のボリュームゾーンはいまだ所謂「正社員」層であることに違いは無いのだ。 世代論としてはそうしたポジティブな価値を打ち出したい気持ちはわかるが、いかにも朝日のエリート記者が優等生的にまとめた「作文」という印象が強く、どうにも実感が沸かないのである。
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