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黒部の山賊 アルプスの怪
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黒部の山賊 アルプスの怪

伊藤正一【著】

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黒部の山賊 アルプスの怪

1,281

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブルーガイドセンター/実業之日本社
発売年月日 1994/08/01
JAN 9784408610078

黒部の山賊

¥1,281

商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2019/05/21

去年、山小屋で一緒だった人に教えてもらった本。三俣や雲ノ平の山小屋の主人が書いた本。黒部の山奥にいた最後の猟師たたちの話や、タヌキやカッパに化かされる話、遭難の話など。面白くて一気に読んだ。

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2012/08/31

既に一般の書店さんでは殆ど手に入らず、雲ノ平に山行したこの夏やっと買うことが出来ました。ですので日本一遠い本屋さんから買った本です。 中身は戦前から戦後の昭和30年台ぐらいの北アルプス南部(槍ヶ岳・三叉蓮華・雲ノ平・水晶岳・烏帽子岳等々黒部源流域)を舞台に「黒部の山賊」と恐れら...

既に一般の書店さんでは殆ど手に入らず、雲ノ平に山行したこの夏やっと買うことが出来ました。ですので日本一遠い本屋さんから買った本です。 中身は戦前から戦後の昭和30年台ぐらいの北アルプス南部(槍ヶ岳・三叉蓮華・雲ノ平・水晶岳・烏帽子岳等々黒部源流域)を舞台に「黒部の山賊」と恐れられた猟師達と著者(同地域の山小屋オーナー)の出会いからその交流を中心に、まるでお伽話のような話が綴られています。 山と自然の怖さから不思議な現象の数々、そして猟師達の超人的な能力(2km先の熊を見つけたり、なかなか釣れない岩魚を一日で何十匹も釣り上げたり、常人では4日かかる山道を1日で歩いてしまったり等々)など、この山域を歩いた人にとってはその土地の偉大さと壮麗さが判るだけに、得も言えぬ幸福感に包まれながら読み進める事が出来ます。 なので、同山域に行かれた後で読まれる事をオススメします。 因みに山小屋では定価(1200円)で売っています。それほど重くもないのでお土産に是非。

Posted by ブクログ

2011/11/29

また読んでしまった。もうかれこれ4回目かな? 自分の歩いた山域の遥か昔の様子が解るので、一種の懐かしさと憧れを持って読む本。今回もいい気持になりました。 本編の話はさておいて、ちょっとした背景の描写などに鋭く反応してしまう。 たとえば、歩荷が当たり前の山小屋にセスナを使って荷揚げ...

また読んでしまった。もうかれこれ4回目かな? 自分の歩いた山域の遥か昔の様子が解るので、一種の懐かしさと憧れを持って読む本。今回もいい気持になりました。 本編の話はさておいて、ちょっとした背景の描写などに鋭く反応してしまう。 たとえば、歩荷が当たり前の山小屋にセスナを使って荷揚げをしてみようと思ったこと。なぜヘリではないのか?と思いきや、当時のヘリは馬力がなくて荷を積んで3000mの高所にいけなかった、などなど、興味津々の話題があちこちにちりばめられているのです。 作者の意図しなかった読み方をしています。 数年したらまた読み返すでしょう。

Posted by ブクログ

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