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おばあちゃんが、ぼけた。 よりみちパン!セ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 理論社/ |
発売年月日 | 2007/02/27 |
JAN | 9784652078259 |
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おばあちゃんが、ぼけた。
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
5年前、10年間認知症だった母が死んだ。離れて暮らしていた自分は介護には1年に数日ほどしか携わらなかった。この本をその頃読めていたら…もっと早く読んでおきたかった。 「老人ホーム」→「宅老所」へと至った著者の語りから、「こんなふうに自分も介護してほしいな」と思った。 ...
5年前、10年間認知症だった母が死んだ。離れて暮らしていた自分は介護には1年に数日ほどしか携わらなかった。この本をその頃読めていたら…もっと早く読んでおきたかった。 「老人ホーム」→「宅老所」へと至った著者の語りから、「こんなふうに自分も介護してほしいな」と思った。 p167~抜粋 「当たり前を生きる」 年を取れば人間はみな衰える。それは自然の摂理。ぼけもまた加齢による生理現象のひとつなんだ。当たり前のこと。その「ぼけ」に障害を与えているのは社会のほうなんだ。住み慣れた地域から離れ施設や病院をたらい回しにされることでお年寄りたちは混乱する。その混乱を力ずくで押さえ込むことで「ぼけ」はますますひどくなる。 「ぼけ」ることが素晴らしいなんて思わない。素晴らしいと思えることは、人はたとえ「ぼけ」ても一生懸命に生きるということ。そのことを認めない社会をぼくたちは望まない。 どんな人だって「必要のない人」などいない。ひとりひとりの存在が認められてこそ社会は構成される。人は社会を創り、その社会から人は創られる。「ぼけ」ても安心な社会を創りたい、とぼくは思っています。 ↑ 村瀬さんの『ぼけても安心な社会を創りたい』という言葉、心から共感します!ほんとにそんな社会を創りたいな!そのために、ひとりひとりが どう行動すればよいか。そのヒントが得られる書だと思います。
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もうすぐ傘寿になるウチのバアちゃん。最近はバアちゃん家に遊びに行ったりすると「あ。バアちゃん、独自の時間軸で生き始めてるな」と感じる事が多くなってきました。 そこで、数年前に「よりみちパン!セ」シリーズから認知症に関する作品が出ていた事を思い出し、この度近所の図書室でお借りしてき...
もうすぐ傘寿になるウチのバアちゃん。最近はバアちゃん家に遊びに行ったりすると「あ。バアちゃん、独自の時間軸で生き始めてるな」と感じる事が多くなってきました。 そこで、数年前に「よりみちパン!セ」シリーズから認知症に関する作品が出ていた事を思い出し、この度近所の図書室でお借りしてきた次第。読んでよかった。欲を言えばもっと早く読めばよかった。 特別養護老人ホームや宅老所など、老人福祉の現場で著者が出会い、そして看取ってきたお年寄り達との日々。 生きるっていうのは「食べる・排泄する・入浴する・眠る」の繰り返しで、たったこれだけの中にも1人1人が積み重ねてきた人生が否応なく滲み出ていて、それが時には悲しく時には滑稽で、何度も泣いたり笑ったりしてしまいました。 スピードと効率ばかりを追求してきた従来の介護を反省し、ゆっくりと流れる「老いの時間」を大切にしよう。そしてお年寄り達に寄り添う人々もまた、一緒に生活を楽しもう。 著者のこのようなスタンスに、感銘を受けました。 ウチのバアちゃんは同じ話を何度もするけど、その話の中身は決まって、4人の子ども(私の母は4人兄妹)の手を引いて歩いた思い出で。 毎回毎回、新鮮な気持ちで「1人はおぶって、2人は手を繋いで、国鉄の線路沿いを歩いたもんだよ……」と話してくれるバアちゃんに、私もやっぱり新鮮な気持ちで「バアちゃん、1人おぶって2人手繋いで、あと1人はどうしたのさ?」と突っ込んでいます。
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ぼけても楽しく笑って過ごしたい テーマは重い、だけどそれを明るくお年寄りと寄り添いながら書かれた本 ここに出てくるお年寄り達はほけててもとてもかわいくみえる これ本当はずっと大変なことなんだろうけど、なんかクスクス笑ってしまう きっと著者が懸命に老いと向き合っているからだと...
ぼけても楽しく笑って過ごしたい テーマは重い、だけどそれを明るくお年寄りと寄り添いながら書かれた本 ここに出てくるお年寄り達はほけててもとてもかわいくみえる これ本当はずっと大変なことなんだろうけど、なんかクスクス笑ってしまう きっと著者が懸命に老いと向き合っているからだと思う 否定せず、優しい気持ちで、笑って一緒に過ごすためのヒントを本書から得ることできた
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