商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | メディアファクトリー/メディアファクトリー |
発売年月日 | 2007/06/30 |
JAN | 9784840118712 |
- 書籍
- 文庫
かのこん(7)
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かのこん(7)
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これまでなにかとメイン・ヒロインであるちずるを立てて、みずからは愛人枠に甘んじてきた望でしたが、耕太と二人きりになったのをきっかけに彼とキスを交わして、「耕太にとって、わたしはなに?」と尋ねます。そんな彼女の問いかけに耕太は返答できません。その後、望のことを「姫さま」と呼ぶ、人狼...
これまでなにかとメイン・ヒロインであるちずるを立てて、みずからは愛人枠に甘んじてきた望でしたが、耕太と二人きりになったのをきっかけに彼とキスを交わして、「耕太にとって、わたしはなに?」と尋ねます。そんな彼女の問いかけに耕太は返答できません。その後、望のことを「姫さま」と呼ぶ、人狼のマキリとレラが現われます。ちずるが人狼に攪乱されているあいだに、耕太は人狼たちの暮らす秘密の場所へと連れていかれてしまい、望と結婚することをせまられます。 いわゆるハーレムものの作品では、サブヒロイン以下の心情をどのように処理するのかということが、どこかで直面しなければならない大きな問題になるわけですが、本シリーズのような典型的なハーレム作品では主人公は優柔不断なキャラクター造形になっていることが多いので、しばしば不遇なあつかいをされるサブヒロインが出てきてしまいます。本作も、メイン・ヒロインであるちずるとサブヒロインの望の格差がやや大きいので、そのあたりに引っかかってしまう読者がいるかもしれません。
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