商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | パロル舎/パロル舎 |
発売年月日 | 2006/10/26 |
JAN | 9784894190634 |
- 書籍
- 児童書
ギャバンじいさん
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ギャバンじいさん
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
狩人のギャバンじいさんのところにウサギ、キツネ、クマが吹雪や敵から身を守るためにやってくる。じいさんはかくまうふりして、しめしめ、向こうからえものがやってくるとは、とホクホク。 一番大変なクマから撃とうとしたとき、もう一人のギャバンじいさんが現れて、猟師としての矜持を問う。 凄く...
狩人のギャバンじいさんのところにウサギ、キツネ、クマが吹雪や敵から身を守るためにやってくる。じいさんはかくまうふりして、しめしめ、向こうからえものがやってくるとは、とホクホク。 一番大変なクマから撃とうとしたとき、もう一人のギャバンじいさんが現れて、猟師としての矜持を問う。 凄く短くて、井上洋介の挿絵もカッコいいので読み聞かせしたら感想戦含め盛り上がりそうだけど、残念ながら在庫切れっぽい。
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近頃、外国の子供向けの本をたくさん読むようになって、日本の子供向けの本も読みたくなったので、図書館の絵本コーナーで飾られていたこの本を借りてきた。 子供の本に必要なのは、「本当のこと」だ。「本当のこと」がきちんと描かれているか、どれだけ描かれているかが、子供の絵本の価値を決める...
近頃、外国の子供向けの本をたくさん読むようになって、日本の子供向けの本も読みたくなったので、図書館の絵本コーナーで飾られていたこの本を借りてきた。 子供の本に必要なのは、「本当のこと」だ。「本当のこと」がきちんと描かれているか、どれだけ描かれているかが、子供の絵本の価値を決める。 この本は…ほとんど本当のことがないように思えた。もうひとりのギャバンじいさんだけが本当のことのように見えた。だからちょっとは救われてるな。 雨の動物園がおもしろそう。
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- ネタバレ
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ひどい吹雪の晩、狩人のギャバンじいさんの家に逃げ込んだウサギ。 かくまうと見せかけて、明日の飯はウサギのシチューだとほくそ笑むじいさん。 ウサギを追ってキツネがやって来た時には、まんまとキツネをだまし、ヤツの毛皮は高く売れると、笑いが止まらない計算高いじいさん。 さっそく2匹を仕留めようとしたところに、腹をすかせたクマがやってきて、 鉄砲の筒先をねじ曲げてしまう。 クマに脅されて、スープを温め直すじいさん。 でもこのじいさん、並のじいさんじゃあなかった。 スープの中にねむり草を入れ、クマを眠らせてしまう。 そしてじいさんがクマに銃口を向けた時、突如もう一人のギャバンじいさんが現れて言う。 狩人というのは、野山をかけ回って獲物を捕るのが仕事のはず。 お前を頼ってやって来てスヤスヤ寝ている動物を撃つっていうのはちがうんじゃないかと。 そして、じいさんをベッドへ押しやる。 次の日じいさんが我に返った時には動物たちの姿はなく、玄関先に足跡を残すのみ。 だけど、もう一人のギャバンじいさんの足跡はどこにもないのでした。 先日、2・3年生に読み聞かせをした時、もう一人のギャバンじいさんの正体について(絶対にキツネだよ、とか。)口々に意見が。 じいさんの頭が部屋中にいっぱい落ちている(?)ページでは、ぎゃー何これ?と大騒ぎ。大いに盛り上がったのでした。 ギャバンじいさんのキャラや動物たちとの会話も愉快だし、もう一人のギャバンじいさんはなかなか筋の通ったことを言うし、とても読みごたえがありました。
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