商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光風社出版/成美堂出版 |
発売年月日 | 2006/11/01 |
JAN | 9784415088945 |
- 書籍
- 文庫
シンデレラを嗤え
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シンデレラを嗤え
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
むなしい日常を過ごし…
むなしい日常を過ごしていた男が道端の占い師の言葉を契機に家庭も仕事も放り出して自由を手に入れどんどん魅力的になっていくっていうちょっと変わった話です。いくら家庭も仕事もマンネリして嫌気がさしていたとしても、無責任すぎてこの主人公に嫌悪感を抱いてしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
むなしく卑屈な日常を壊す勇気もなかった男が、道端の占い師の言葉を契機に、家庭も仕事も放り出して、自分探しを始める。 かつての自分の選択と逆の選択をすることで、運命が変わり始め、男はどんどん魅力的に変わり始める…… というような話。 まぁ、これも結局のところは「ありえない」感じの話なんですが。 なんというか、ファンタジーにぶっ飛びすぎてる訳じゃなくて、もうちょっと深いです。 人はどうして不満を感じながらも現状を変えられないのか……? 変えたらどうなるのか? って辺りのことが、書いてあって、未成年が読むより、成人した人が読む方が面白いんじゃないかなー……? とは言え、やっぱりファンタジー過ぎるので「そんなにうまくいくか!」といういらっと感はあるかもしれません(苦笑) 話の本筋としては、家庭も仕事も放り出してジムに通い始めた灰原が、同じジムに来ていた御曹司に見初められて、その御曹司の勤める会社にきてほしい、と言われるという、仕事もプライベートも纏めてうまくいっちゃいました! 的な……。 でも、全てを放り投げた後に灰原はまったく努力をしなくなったわけじゃないので、決してたなぼた的な感じではなかったので、そこまで好感度は低くないですが。 どちらかというと、ある程度、社会に揉まれた人が失笑しながら読むコメディ?小説って感じでしょうか?
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心理的なリアル感、かなり好きかも。草臥れた妻子持ちが飛び出して淡々と自己分析していて滑稽でもあり若くない冷静さに胸が詰まるとこもあったりで良い~。オヤジ加減も素敵w 展開も軽く笑えて面白かった。 これが普通だと思っていた慣れた生活に、本当は虚しく傷ついていたし、離れてみて余計に...
心理的なリアル感、かなり好きかも。草臥れた妻子持ちが飛び出して淡々と自己分析していて滑稽でもあり若くない冷静さに胸が詰まるとこもあったりで良い~。オヤジ加減も素敵w 展開も軽く笑えて面白かった。 これが普通だと思っていた慣れた生活に、本当は虚しく傷ついていたし、離れてみて余計に突き刺さるものがあったんだろうな。そっち側ウッカリ良くなっちゃうよw一緒にいることの意味を改めて考えてて地味にいいんだよね~。読みやすかったし。 孤独を満たすって難しいな。
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