商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/集英社 |
発売年月日 | 2006/12/10 |
JAN | 9784087753660 |
- 書籍
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詩人の墓
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詩人の墓
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
もともとある谷川さんの詩を絵本のような形、なのか、通じ合った絵と結ばせたのか、奇跡のようにうつくしい本。
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生きようとして、 本能的に体が『食べ物』を欲するように、 心は『言葉』を欲してやまない。 そんな気がした。 ふつふつと湧き上がってくる、 この思いを、 誰か、受け止めてはくれないか? 誰か、応えてはくれないか? 心も、体同様、糧となる言葉を必死に求めているのだろう。 ...
生きようとして、 本能的に体が『食べ物』を欲するように、 心は『言葉』を欲してやまない。 そんな気がした。 ふつふつと湧き上がってくる、 この思いを、 誰か、受け止めてはくれないか? 誰か、応えてはくれないか? 心も、体同様、糧となる言葉を必死に求めているのだろう。 この地に住む詩人は、 そんな人々の心に全て応える事が出来る『天才』だった…。 言葉が秘める『謎』。 …の、答えがここにあるような気がした。 愛する人だけを見つめていては、 愛する人の詩、しか歌えないように、 この天才詩人には視点がふたつ、あった様に思う。 ひとつは、此の世の愛するもの全て。 もうひとつが、う~ん??? わからないのだ…。 恋人が問う。 あまりにも遠くだけを見つめる詩人に 「何か言って。 詩じゃない言葉を何か言って!」 今は美しいものも、 今は健康で若いその体も、 今は誰かを愛しているその気持ちも、 全て不確かなものだと詩人は知っている。 全ては『空』だと気付きながら尚、 人々の気持ちを潤すことが出来る詩を書いた、 いや、書かずにはいられなかった、と言うのは…。 人が求める事を知っていたからか。 人が『詩』を、 望むことを知っていたからだろうか。 と、すれば、 恋人の問いに、答える言葉は持っていないだろう… 悲しいかな、 恋人が詩人に望む愛と、 詩人が心に抱いている愛では、 その資質が、全く(違う・・・)と、思った。
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詩です。一つの詩。素晴らしいですね。 感想を表現できない自分がもどかしい。 でも読み流すことはできないのでレビュー。 しかし残念なことに、私には絵はわからない
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