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漢方補陽の実力 虚労の病を癒す太陽エネルギー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社出版サービスセンター/講談社出版サービスセンター |
発売年月日 | 2007/06/01 |
JAN | 9784876018086 |
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漢方補陽の実力
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漢方補陽の実力
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虚労とは漢方の用語で、体力が衰え、気力も弱まっている生命力の落ち込みの状態。 漢方には、虚労を補う数多の補剤がある。 脾胃(消化器系統)の虚労に小建中湯 心肺(循環器。呼吸器系統)の虚労に炙甘草湯 腎(泌尿器系統)の虚労に八味地黄湯 気虚(元気がない)に補中益気湯 血虚(貧血...
虚労とは漢方の用語で、体力が衰え、気力も弱まっている生命力の落ち込みの状態。 漢方には、虚労を補う数多の補剤がある。 脾胃(消化器系統)の虚労に小建中湯 心肺(循環器。呼吸器系統)の虚労に炙甘草湯 腎(泌尿器系統)の虚労に八味地黄湯 気虚(元気がない)に補中益気湯 血虚(貧血)に十全大補湯 しかし、著者の研究によると、これらの名方も、虚労が甚だしく生命が危うい時、人を起死回生させるにはなお一爻不足だという。 一爻不足とは易の用語で、「いまひとつ足りない」の意味。 ところで、漢方では、原方に別の生薬を加えた加味方がよく用いられる。 著者は、補剤にさらに太陽の大いなる陽を加味することで、補剤の一爻不足を解消したという。 本書では、著者が営む薬局において遭遇した実例を中心に、著者が構築した理論も一部挿入されています。 なかなか驚くべき症例です。 漢方薬は効果がゆっくりと現れるとは一般的なイメージなのですが、著者が出される漢方薬は即効性があり、魔法の妙薬といった感じです。 また、著者による漢方理論も非常に独創的で、「原子転換」「励起」など、量子力学の用語が使われています。 紹介された症例は、癌を始め、狭心症、喘息など身体の症例中心。網膜黄斑部変性症で目が見えなくなっていた方が見えるようになった、という驚くべき症例もあります。 ところで、うつ病はどうなのでしょうか。 「うつは陰性病なので陽の付与がよい」 という記述があります。 それなら、躁鬱の双極性障害だったらどうなんでしょうか。 統合失調症はどうなんでしょうか。 漢方が精神系の疾患にどう対応するのか、興味あるところです。 ここで謎なのは、著者の漢方薬をここまで効くようにした、加味の方法です。 この件については、企業秘密なのか、全くの秘密です。 単一の生薬なのか、複数の生薬を混ぜ合わせたものなのか。 誰に対しても同じなのか、幾つかの種類があるのか、かなりの種類があるのか。 一番劇的な最後の症例では、萌黄色をした自然物、ということが示唆されているのですが、これ一種類なのか、他にもあるのか、秘密に閉ざされています。 こんなに効果がある方法なら、ぜひ広めて頂きたいものです。 著者の1代限りで消えてしまうというのは問題です。 勉強会などを開いて普及していってもらいたいものです。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140831/p1
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