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デザインとヴィジュアル・コミュニケーション
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | みすず書房/みすず書房 |
発売年月日 | 2006/11/24 |
JAN | 9784622072102 |
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デザインとヴィジュアル・コミュニケーション
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商品レビュー
4.7
6件のお客様レビュー
相手に何かを伝えたい時に,そのメッセージに「客観性」がなかったら相手にはほとんど何も伝わらないかもしれない。文字や言葉を通じたコミュニケーションでは,このことは当然すぎるように感じられる。著者が「ヴィジュアル・スタディーズ」の講義で柱としたのが,文字や言葉ではなくデザインを通じた...
相手に何かを伝えたい時に,そのメッセージに「客観性」がなかったら相手にはほとんど何も伝わらないかもしれない。文字や言葉を通じたコミュニケーションでは,このことは当然すぎるように感じられる。著者が「ヴィジュアル・スタディーズ」の講義で柱としたのが,文字や言葉ではなくデザインを通じたコミュニケーションであっても,客観性が同じように重要なのだ,という点だ。そのため「素材,形態,構造の組み合わせが,それを見るひとにどのような印象を与えるのかを探っていく」といった内容で講義が進められていく。 本書は,工業デザイナーである著者がハーヴァード大学で行った連続講義を基にしたデザイン論である。本書は二部構成になっている。第一部では,著者のデザイン論や教育観とともに,毎回の講義で何をテーマにしてきたのか,どんな素材を使って何を調べてきたのか,といった講義内容が手紙形式で報告されている。第二部では,第一部で扱ったテーマの実例がたくさんの図版とともに紹介されている。 本書に掲載されている図版は(当然なのだが)どれも平面であるが,立体感があったり手触りまで感じられたりするものがある。普段はまったく意識しないが,見た目だけで(言葉なしに)人びとに共通の認識を与えられるのは驚きでもあった。 デザインに素養のあるひとならばもっと考えさせられるところもあるのだろうが,多数のイラストや写真を見ているだけでも楽しめる。お勧めの一冊である。
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美術を読み解くための方法のひとつであるヴィジュアル・コミュニケーションについて書かれていて、主にヴィジュアル・コミュニケーションの教育方法について。ムナーリが行った講義の記録なので、話し口調で書かれていて読みやすい。
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技法書としては少しも役に立ちません。 しかし、ずーっと読んでゆくと 「ビジュアル・デザインって、ほんとに、楽しいよね」 と感じ取れる本です。 制作仕事に追われ疲弊しているデザイナーには、良い滋養強壮本かも。 それ以外の人にはあまり役にたたない点で『ポール・ランド、デザインの授業 ...
技法書としては少しも役に立ちません。 しかし、ずーっと読んでゆくと 「ビジュアル・デザインって、ほんとに、楽しいよね」 と感じ取れる本です。 制作仕事に追われ疲弊しているデザイナーには、良い滋養強壮本かも。 それ以外の人にはあまり役にたたない点で『ポール・ランド、デザインの授業 http://booklog.jp/users/donaldmac/archives/4861005841』と効用が似ているかもしれません。
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