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戦場のニーナ
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戦場のニーナ

なかにし礼【著】

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戦場のニーナ

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2007/02/02
JAN 9784062138253

戦場のニーナ

¥1,980

商品レビュー

3.1

19件のお客様レビュー

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2021/12/30

残留孤児のお話。 残留孤児のニュースは、小さいながらに見た記憶があったが最近見ないと思ってたが それは親類が見つかったとのことなのかな?? このお話が実話だとは、思わなかった。 そして、このお話のニーナさんが最近のニュースで去年コロナで亡くなったと見た。 世界のどこかに住んで日本...

残留孤児のお話。 残留孤児のニュースは、小さいながらに見た記憶があったが最近見ないと思ってたが それは親類が見つかったとのことなのかな?? このお話が実話だとは、思わなかった。 そして、このお話のニーナさんが最近のニュースで去年コロナで亡くなったと見た。 世界のどこかに住んで日本人に会いに行く番組でも取り上げられてたのも、なんとなく見た記憶が。 親類が結局見つからなかったのかな?? 唯一の手がかりの写真の赤ちゃんの顔が目に焼き付く… 北朝鮮の戦場で日本人が全滅したトーチカで一人生き残っていた赤ちゃん 日本人と分かってたけど、軍人の思いで中国人として育てる。 生きて行く上で沢山の苦難があったが、周りの人達に助けられ三度も生き返る。 ユダヤ人との恋は切なかった、相手が亡命してしまい自分自身が罪に問われるのは悲しかった。 日本に行って、そのユダヤ人に会えたところはハラハラした。

Posted by ブクログ

2017/07/06

日本が参戦していた時代に生まれた人たちはかわいそうだ。戦争孤児となり親も兄弟もいない日本人のニーナはたまたま心の優しいロシア人に育てられた。どんな国にも親切な人はいて、国のあり方で国民を判断してはいけない。二度と戦争をしてはいけない。北朝鮮がなぜ、何をそんなにもがいているのかわか...

日本が参戦していた時代に生まれた人たちはかわいそうだ。戦争孤児となり親も兄弟もいない日本人のニーナはたまたま心の優しいロシア人に育てられた。どんな国にも親切な人はいて、国のあり方で国民を判断してはいけない。二度と戦争をしてはいけない。北朝鮮がなぜ、何をそんなにもがいているのかわからない。あの国は今でも戦争状態であるということで70年以上も平和であった日本人には理解できないにちがいない。平和であることがどんなに幸せか戦争を続けている人たちに知ってほしい。

Posted by ブクログ

2017/05/20

1945年8月16日 中国領内では日本関東軍がソ連軍と戦っていた。 中国牡丹江市の日本軍トーチカをソ連が攻め落とし、 日本軍全滅かと思われたが、 焼け跡の土の中から、2,3歳の女の子が救出された。 これがこの物語の主人公、 ロシアで見つかった、ただ一人の日本人残留孤児、 ニーナ...

1945年8月16日 中国領内では日本関東軍がソ連軍と戦っていた。 中国牡丹江市の日本軍トーチカをソ連が攻め落とし、 日本軍全滅かと思われたが、 焼け跡の土の中から、2,3歳の女の子が救出された。 これがこの物語の主人公、 ロシアで見つかった、ただ一人の日本人残留孤児、 ニーナ・フロンティンスカだった。 数奇な運命に生まれながらも、 救出にあたったロシア軍のボルコフ大尉や その後のニーナの養護にあたるムラビヨフ中将の優しい庇護のもと、 ニーナはすくすく育っていく。 敵国という理由もあり、 ニーナの国籍は中国人とされていたが、 ロシア人として育ったニーナにはそれが違うと思え、 自分のルーツにこだわり、自分探しを思い描いていた。 身体の奥に流れる民族の血。 血の繋がりのある両親の記憶もないまま、 成人女性となったニーナは 音楽家のダヴィッドと恋におちるが、ダヴィッドが亡命。 捨てられた形のニーナは 自らトランバイに飛び込んで自殺を図るが一命をとりとめた。 だが、そのあと、亡命者の共犯者としてシベリア流刑にされる。 シベリア送りになる途中、 救ってくれたのはムラビヨフだった。 以来、ニーナは自分のルーツ探しを封印し、 民族籍は中国人として生きてきた。 戦場で拾われた時、 トランバイに飛び込んだ時、 シベリア送りになって助けらた時、 ニーナは3回死んで生き返ったと思っている。 それでも生きているという運の強さをかみしめる60歳をこえたニーナ。 そんなニーナに、ある日日本へ残留孤児として赴く話がきて、 ついに念願のルーツ探しに乗り出すことになった。 戦場で拾われた幼児の主人公の生き様は 中国残留孤児のお話しでもよく知られている。 だが、この作品では育ったところがロシア。 中国人か、韓国人か、日本人か、 見分けがつきにくいので、ルーツ探しが複雑になっていた。 かすかな記憶と 自分の拾われた場所にあった1枚の幼少の自分の写真を頼りに ルーツを探そうとするニーナ。 産まれた時から日本人という認識のもとで育った私には 分からない感情だが、 切実なそれでいて力強いニーナの想いが伝わって来る。 それにしても、ニーナが日本人という証拠になったのが、 左の腕の種痘の跡とは・・・。 ニーナのみならず、あっけにとられた。

Posted by ブクログ

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