商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館/小学館 |
発売年月日 | 2007/05/29 |
JAN | 9784094510034 |
- 書籍
- 文庫
マージナル(1)
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マージナル(1)
¥628
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
ブラッディ―ユートピアみたいなサイトがあったら、一回覗いてみたい。 だからこその一見さんはお断りなんだろうけど。 結局、マージナルっって言うのは自ら手を下した者であって、間接的であれば一線を越えたとは言わないのか、と疑問がわいた。 京也はともかくとして御笠の交友関係がヤバイ人ばか...
ブラッディ―ユートピアみたいなサイトがあったら、一回覗いてみたい。 だからこその一見さんはお断りなんだろうけど。 結局、マージナルっって言うのは自ら手を下した者であって、間接的であれば一線を越えたとは言わないのか、と疑問がわいた。 京也はともかくとして御笠の交友関係がヤバイ人ばかり。 大丈夫か…。 個人的にはマージナルで描かれている事件って日本では起きていない気がする。 外国ではあった気がするが…。 日本では津山三十人殺しとかぐらいしか思いつかない。
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異様なまでにグロテスクな作品。この作品では一切ファンタジーなものをを含まず、現実的な手法でのみグロ表現をしていることに心底恐怖。この世で最も恐ろしいのは現実の人間だとする話もあったりするが、それを上手く表現しているように思える。 内容は簡潔に言ってしまえば殺人快楽者もしくは...
異様なまでにグロテスクな作品。この作品では一切ファンタジーなものをを含まず、現実的な手法でのみグロ表現をしていることに心底恐怖。この世で最も恐ろしいのは現実の人間だとする話もあったりするが、それを上手く表現しているように思える。 内容は簡潔に言ってしまえば殺人快楽者もしくは死体愛好家による連続バラバラ殺人と言ったところか。主人公が終始闇に身を置く人間であるため学生設定に違和感すら覚えるほど。主人公は最後までヒロインを囮として騙し続けるのも少々気持ち悪い。 最後のどんでん返しにはとても驚いたのだが、振り返ってみればどうしてあのような手法をとったのか、少々疑問も残ったりする。
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「ダ・ヴィンチ」で紹介されていて、表紙に惹かれて購入した。サイコものなんて滅多に読まないので、最初は気持ち悪さに襲われて歯を食いしばりながら(結構ホント)読んでいた。が、2章で京也と御笠が急接近した辺りから、坂を転がり落ちるような勢いで嵌っていった。 タイトルにもされている「...
「ダ・ヴィンチ」で紹介されていて、表紙に惹かれて購入した。サイコものなんて滅多に読まないので、最初は気持ち悪さに襲われて歯を食いしばりながら(結構ホント)読んでいた。が、2章で京也と御笠が急接近した辺りから、坂を転がり落ちるような勢いで嵌っていった。 タイトルにもされている「マージナル」というのは「正常と異常の境界に立つ人間」という意味だ。そして、境界の向こう側にいる者は「オーバーライン」という。この物語は、マージナル VS. オーバーラインの闘いを描いたものでもあり、マージナルが恋をして、人間らしさを徐々に取り戻そうとするものでもある。 基本的に京也に共感できる部分は少ない。それが当たり前だと思う。しかし、御笠に共感することも難しいだろう。京也がマージナルに至った経緯を知り、京也の異常さを目の当たりにした時、彼女は確かに恐怖し、嫌悪したはずだ。しかし、彼が深手を負い御笠に助けを求めると、彼女は迷わず彼を救い出した。京也のような異常者にとって、彼女のような存在は貴重だろうと思う。彼の異常さを「病気」として捉えることができるからだ。普通の人間ならば、そんな判断を下す余裕も優しさも持ち合わせていないだろう。 御笠に出会ったことで、恋愛感情を経験し、友人もできる京也。天然キャラ御笠との漫才にもにたやり取りに京也の人間らしさを感じ、この暗い物語の雰囲気を和らげている。これがまた絶妙で、理解できなかった京也という人間像が少しずつ少年として身近になってくる。そうなることで、一層物語にのめり込んでいくことになった。 残念だったのは、文章の所々に不備や拙さが見られるところ。気が抜けず、スピード感ある展開なのに、それで少々気分が萎えてしまう…。 とは言いつつも、ラストの二人の会話は良かったし、全体的に勢いがあった。アニメにありそうな展開と結末だったとは思うが、私はこういう希望が持てるものは好きだ。本格的なサイコものを次作に期待したい。
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