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週末からはじめる修行のススメ 出家体験入門
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週末からはじめる修行のススメ 出家体験入門

修行のススメ取材班【編】

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週末からはじめる修行のススメ 出家体験入門

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山海堂/山海堂
発売年月日 2007/07/02
JAN 9784381022875

週末からはじめる修行のススメ

¥1,760

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2013/10/03

修行のススメ取材班編集「週末からはじめる修行のススメ」山海堂(2007) *ふと座禅でもしようかと思ったとき人はすでに大事な答えを見つけている。それはこれまで背負ってきた荷物を捨てて生きるということです。 *仏教では、照顧脚下(しょうこきゃっか)という言葉をよく使いますが、こ...

修行のススメ取材班編集「週末からはじめる修行のススメ」山海堂(2007) *ふと座禅でもしようかと思ったとき人はすでに大事な答えを見つけている。それはこれまで背負ってきた荷物を捨てて生きるということです。 *仏教では、照顧脚下(しょうこきゃっか)という言葉をよく使いますが、これは今自分が何に寄って支えられているのか足元をよく見てみましょうという意味です。実際、日々の生活の足元を良く見つめてみるととても不思議な事ばかりです。この世に存在するものは全てお互いにかかわり合いながら成り立っています。他と関わる事でなく単独で存在しているものではありません。その事はちょっと慎重に自分の命の足元を見つめているとよくわかります。例えば、身体の70%が水です。水がなければいきていけません。太陽の光がなくても空気がなくてもいきていけません。我々の命は【地/水/火/風】によって支えられています。これを4大(しだい)といいます。これらがバランスよく育まれたときに生命が成り立つのです。命の不思議さに気づくセンスを持つ事は大切です。ですから自分一人の力でいきているなどという傲慢なことは間違っても言えません。 *仏教に因縁という言葉があります。因は直接的(内部的)要因といわれ、自分ではどうしようもない要因です。縁は間接的(外部的)要因といわれ、その中には自分の意思で呼び寄せる事ができる縁も有ると思います。 *宗教は2種類あります。ひとつは信仰であり、もう一つは信心です。信仰というのは、仏像、お守り、お札などに願をかけてお願いをします。つまり自分の外側に神仏をおき、それに祈るのが信仰です。禅宗以外の宗派は信仰を目的としているといえるでしょう。禅宗は少し異なっており、外側にある仏像やご神体を自分の中に見つけて行きます。自分の内側に仏と変わらない仏心仏性があると信じ込んで座禅によってそれを感じて行くのです。これを信心といいます。 *信心については、人間の本当の心は澄み切った鏡のように一点の曇りもない物だと信じ込みます。それが「座」です。そして座禅を通じて感覚としてそのことに気づきます。それが「禅」です。人間の内にある仏心仏性というのはそうした清浄心のことです。清らかな心を人間誰もが本来持っていて、どんなに汚れきった人間でも持っているとお釈迦様はいっています。 *座禅は自分を見つめるための場です。「不立文字(ふりゅうもんじ)」という言葉があります。文字、言葉には限界があり、体験に勝る物はないという意味です。つまり言葉ではなく体験によって気がつく事。知る事に寄ってではなく体験によって悟ということ。他の宗派が経典にかかれている言葉をたよりに教えを学んだのに対して、禅宗は、お釈迦様の悟りを自ら体験する事に寄って言葉で表現しきれない何かを会得し、そこから学び取る事を特徴としています。 *人間の根本は「心」です。ある経典に「優れた人は心を求めて仏を求めない。愚かな人は仏を「求めて心を求めない。」とあります。 *自己を見つめ直すとは、人間の一生とは何かを見据える事でもあります。人間の一生は常に右往左往していて、ひとときたりとも頭も心も安定していないのです。安定させるには自分自身の心を落ち着かせる事です。そのために座禅があります。自分を安定させないから周囲に振り回されるのです。正しい座禅を続けて行くうちに、人間の一生はたった一回、生命はたった1つである事を実感できるようになります。そうするとみんな同じなのだから自分だけという愚かな考えがおこらなくなります。 *自分が何をするためにこの世に生をうけたのかという疑問に対しては、たった一回の人生で二度と手に入らない命を使い切るために生まれてきたという事に気がつきます。 *命を使い切ると書いて「使命」です。命を使い切る事が人間として生きてきた私たちの使命なのです。一生一回、生命一個、ですから一生懸命生きなければいけないのです。

Posted by ブクログ

2008/02/23

ためになる!現在お遍路を考えているので参考になったし、仏教の色々な違いも比較して分かることができる。色々仏教を考えてみたい、知りたいことが一杯。惹かれるものを感じる。

Posted by ブクログ

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