商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館/小学館 |
発売年月日 | 2007/01/06 |
JAN | 9784094081459 |
- 書籍
- 文庫
烈火の月
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烈火の月
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商品レビュー
3.7
15件のお客様レビュー
笑いながら人を殴ることが特技というヤク種刑事が、巨悪に立ち向かう。 ホームレス狩りの少年達を、正当防衛を大義名分に囮捜査でぶちのめす。 そんな始まりから、麻薬密売人を捉えることに。 警察組織内の膿が至る所で蔓延する。 そして、ひょんなことからマトリの女性と組むことになる。 ...
笑いながら人を殴ることが特技というヤク種刑事が、巨悪に立ち向かう。 ホームレス狩りの少年達を、正当防衛を大義名分に囮捜査でぶちのめす。 そんな始まりから、麻薬密売人を捉えることに。 警察組織内の膿が至る所で蔓延する。 そして、ひょんなことからマトリの女性と組むことになる。 犯人を追い詰めるマトリの女性は逆に捕まりシャブ漬けにされてしまう。何度も何度も陵辱される。 やがて、女性は犯人を撃ち殺す。 レイプされ、自ら殺した犯人の子を身籠ったことを知る。彼女の決意は産むことに。 初めて読む作者でしたが、もの鬼籍に入られているようで残念です。 重厚な一冊でした。
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野沢さんは、天才です。 麻薬に絡んだ殺人事件を発端に警察組織の異端児とも言える刑事・我妻が多くの殺人・麻薬事件の全貌を暴 ハードボイルド的な小説。 破壊的かつ衝撃的な描写が多いながらもそういった描写以外に読者を惹き付けるものがある読み応えのある作品でした。 映像が脳裏に浮か...
野沢さんは、天才です。 麻薬に絡んだ殺人事件を発端に警察組織の異端児とも言える刑事・我妻が多くの殺人・麻薬事件の全貌を暴 ハードボイルド的な小説。 破壊的かつ衝撃的な描写が多いながらもそういった描写以外に読者を惹き付けるものがある読み応えのある作品でした。 映像が脳裏に浮かぶような表現や巧みな心理描写は流石の一言。 これからもっともっと沢山の野沢作品に触れたかったのに・・・と彼の死を改めて遺憾に思います。
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話にはぐいぐい引き込まれるけど、如何せんエグい部分も多く、精神的に疲れる内容。 何事もメデタシ、メデタシでは終わらない所がこの作者さんの良いところでもあり、悪い所でもある、と私は思ってます。 本の中には「生きる」ことを真摯に考えていたと思われる描写があるにも関わらず、自ら死を選ん...
話にはぐいぐい引き込まれるけど、如何せんエグい部分も多く、精神的に疲れる内容。 何事もメデタシ、メデタシでは終わらない所がこの作者さんの良いところでもあり、悪い所でもある、と私は思ってます。 本の中には「生きる」ことを真摯に考えていたと思われる描写があるにも関わらず、自ら死を選んでしまった野沢さん。そこに何かしらの葛藤はあったのでしょうか。
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