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天国へのビザ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京図書出版会/リフレ出版 |
発売年月日 | 2006/10/30 |
JAN | 9784862230966 |
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天国へのビザ
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現役の内科医による医療をテーマにした小説です。 中篇2話が収められていて、延命治療と老人介護をテーマにしながら現代医療の矛盾を描いていました。 一話目の天国へのビザは、本人や家族の意思を無視して延命治療を行なう医療の現状と問題点を指摘していました。 病院側はできるだけ延命治療をしたい、それは保険から十分な医療費が支払われるためです。 しかし自分が延命治療を受ける側だったら、と考えると軽い恐怖を感じます。 喋ることも、味わうこともできずに、垂れ流しのまま生き続ける恐怖、苦痛を訴えることも出来ず、死を受け入れる自由すら奪われ、強制的に生かされる・・・文字通り「天国へのビザ」が下りない・・・タイトルは絶妙だと思いました。 二話目の「残像」は主人公が薬剤師です。 アルツハイマーが進行した母と問題行動の多い息子を抱えていました。 母の治療にかかる高額な医療費に頭を悩ませる姿を通し、問題提起していました。 読みやすい文章で一気に読了しました。 エピソードはリアリティがあり、著者自身かあるいは近しい方からの聞き取りから練り上げたと思われます。 老いと死は全ての者に必ず訪れることから、本書で描かれているエピソードは人ごととは思えず心に沁みました。
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中編二話のうち、一話目は現代、二話めは近未来の医療物でどちらも尊厳死がテーマです。 以前どこかで非常に高評価だった記憶があったこの本を古本屋で見つけて読みましたが読めてよかったと思える本でした。 特に二話目、アルツハイマーの実母を介護する話ですが誰にでも起こりうることで身につまさ...
中編二話のうち、一話目は現代、二話めは近未来の医療物でどちらも尊厳死がテーマです。 以前どこかで非常に高評価だった記憶があったこの本を古本屋で見つけて読みましたが読めてよかったと思える本でした。 特に二話目、アルツハイマーの実母を介護する話ですが誰にでも起こりうることで身につまされる思いでした。 図書館にも蔵書はなく、なかなか手に取る機会もないかもしれませんが多くの方に読んでもらいたいです。
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親のこと、娘のこと、自分の将来のこと・・・。 いろいろな事を考えさせられました。 フィクションとはいえ、現役のお医者様が書いているだけあってリアルです。
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