商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店/徳間書店 |
発売年月日 | 2007/01/31 |
JAN | 9784198622855 |
- 書籍
- 児童書
大きなウサギを送るには
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大きなウサギを送るには
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
ドランスフェルト通りに引っ越してきて3週間め。 この通りは新しい家だらけ。家の造りも似ていて、みんな同じような時期に引っ越してきている。 バンテルマン家の長男コンラートは、この通りに住んでいる人達の調査しはじめ、小さいノートに書いていた。 ここの家は男の子ひとりで趣味が何で...
ドランスフェルト通りに引っ越してきて3週間め。 この通りは新しい家だらけ。家の造りも似ていて、みんな同じような時期に引っ越してきている。 バンテルマン家の長男コンラートは、この通りに住んでいる人達の調査しはじめ、小さいノートに書いていた。 ここの家は男の子ひとりで趣味が何で・・とか。 調査していて知り合ったのが、フリーデリケという名の女の子。 彼女の親は離婚寸前で、父は大きなウサギを置いて、他の女性と暮らしている。 はじめは女の子と遊ぶなんて・・・と思っていたけれど、フリーデリケの強引さに振り回され、 彼女の父親の恋人にいじわるをするため、ウサギを持って、その女の家に行くことに・・・・ コンラートのパパが、毎晩こどもたちに 自分でお話を考えて、それを話して聞かせているのは優しいですね。 コンラートは、離婚ということに同様していて、パパのお話の中に、どうして?を混ぜるように話しかけていて、自分なりの答えをみつけていく。 深刻な話だけれど、明るく展開していて、読みやすい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
コンラートはもうすぐ5年生になるドイツの男の子です。ユーモラスで友達みたいなパパとやさしいママ、しょっちゅうココアをひっくりかえす5才の弟と4人家族です。新しい住宅地に引っ越してきて、同じ年の女の子・フリッツと出会います。 フリッツの家は両親が離婚寸前で、お父さんはペットの大きなウサギを残して家を出て、お母さんは精神的に追い詰められています。フリッツは、お父さんの恋人を憎み、動物アレルギーのあるお父さんの恋人にウサギを送りつけてやる!と思いつきます。 このいやがらせ、果たして成功するでしょうか? 明るく幸せなコンラートの家と、離婚の問題を抱えて暗いフリッツの家。新しい友達のとっぴょうしもない行動にふりまわされ、それでも、フリッツの気持ちに寄り添ってあげる、ちょっぴりほろ苦くて、心あたたまる物語。
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話自体より、ドイツの子供に対する親の態度が、すごいと思わされた。この家が特殊かどうか判らないが、5歳の子供が、理由も言わず「明日車で、ガールフレンドと兎を乗せて、町まで送って」と言って来て、日本の父親は送るだろうか。普通送っても、子供達だけで行かせないだろう。この親は送って、携帯...
話自体より、ドイツの子供に対する親の態度が、すごいと思わされた。この家が特殊かどうか判らないが、5歳の子供が、理由も言わず「明日車で、ガールフレンドと兎を乗せて、町まで送って」と言って来て、日本の父親は送るだろうか。普通送っても、子供達だけで行かせないだろう。この親は送って、携帯を持たせ、自分は帰ってしまう。うーむ、子供に対する親の態度の違いは大きい。
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