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世界でいちばん淋しい遊園地
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川書店 |
発売年月日 | 2006/11/30 |
JAN | 9784048737319 |
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世界でいちばん淋しい遊園地
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商品レビュー
2.9
12件のお客様レビュー
17/02/08 ⑪ 装丁がきれい。かわいい。 タイトルにこころがぎゅっとなる。 ・ いろいろなことがある。別れと出会いと始まりと終わりと、どうしようもなくこんがらがり、どこから解いていいのかわからなくなるような出来事の連続だった。人生はそれらがサイコロのだす目のように、気まぐ...
17/02/08 ⑪ 装丁がきれい。かわいい。 タイトルにこころがぎゅっとなる。 ・ いろいろなことがある。別れと出会いと始まりと終わりと、どうしようもなくこんがらがり、どこから解いていいのかわからなくなるような出来事の連続だった。人生はそれらがサイコロのだす目のように、気まぐれに現れる。時に疲れ、イヤになり、立ち止まってうずくまり、動きだせなくなる。けれど人のささやかな思いの連鎖から、思いがけず出来事が立ち現れて、どうしようもなかったことに救いの光を差しだしてくれたりする。世界はまだまだだいじょうぶかもしれないと信じたくなる。 ゲートを抜けたぼくは、さっき聴いたメロディを口ずさんだ。この思いをどうしたら誰かに伝えられるのだろうかと思いながら。 (P77 さよならの歌は響かない)
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- ネタバレ
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戦前戦後と人々を楽しませてきた遊園地が、不況で閉園することになった。 遊園地での思い出とともに引き寄せられてくる人たちのそれぞれの思い。 夢を書いた紙と再会、同時に名前も知らなかった女の子との記憶。 マンネリ化に飽きてきたカップルが結婚を決めた観覧車のなか。 職場から見えた遊園地と当時近くにいた女の子。 バツイチ子持ちがかつて着ぐるみだった元恋人との再会。 ろくな生活じゃない今と、昔の悪さと女。 遊園地に住む管理人の半生。 うさぎの着ぐるみに懐かしんだ過去の挫折と希望。 心に残った事件の傷跡と夫との関係。 病室で薄らぐ意識と遊園地で過ごした子供時代。 うさぎ着ぐるみの男とバツイチ子持ちの女は元恋人で 女の父は病気で入院中で 父は朦朧とする意識で子どもの姿で閉園する遊園地を彷徨うんだけど 男と女は連絡先を交換しないで別れたのに なんで最後電話してんの? 突然病気の父の幼少時代出てきて 最後がちょっと無理矢理感)^o^(
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良くも悪くもドラマっぽい、短篇ではなく連作であるのもあって。 恋愛小説にしてはライトで、一気に読むにはクドいので、ドラマのように1話1話を少しずつ開けて読むのがオススメ。 こういう本ばかり読みたいとは思わないけど、飾る意味もこめて、あってもいいんじゃないかなって。
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