商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山川出版社/山川出版社 |
発売年月日 | 2007/06/25 |
JAN | 9784634640276 |
- 書籍
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世界史の教室から
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本書は、かつて高校生だった大学生に対する高校時代の世界史の授業についてのアンケート調査、そのアンケートで「すぐれた」世界史の授業を行っていると評価された高校教員に対するアンケート調査の統計的な分析を通じて、高校世界史の授業で、いま なにが、どのように教えられているかを明らかにし、...
本書は、かつて高校生だった大学生に対する高校時代の世界史の授業についてのアンケート調査、そのアンケートで「すぐれた」世界史の授業を行っていると評価された高校教員に対するアンケート調査の統計的な分析を通じて、高校世界史の授業で、いま なにが、どのように教えられているかを明らかにし、それにもとづいて歴史の語りかたを考察している。 本書での分析では、高校世界史の授業において、生徒の思考力を育成し、また、生徒の興味関心を喚起しようとする際には「つなぐこと」と「くらべること」が有効であるということが導きだされた。 当初、この本は、すぐれているとされる高校世界史の授業の事例紹介が主な内容かと思って手に取ったが、良い意味で期待を裏切られた。歴史は大好きなものの、高校の歴史の授業は誰がやってもあまり変わらず退屈なものと思っていたが、すぐれているとされる先生は、いろいろと考え、工夫しているのだなということがよくわかった。本書で示されている内容にも納得感があった。 途中、史学史や歴史哲学を瞥見するような部分があり、よくまとまっていて勉強にはなったが、いかんせんこの分量だけで理解するには難しい内容だった。
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実際の高校教員のアンケートを主軸に、世界史教育の課題や解決策を探求する本。人によって色々な考え方があること、当たり前だけど改めて学べた。授業内容の要約ノートを輪番でやらせるというのは良いアイディアかなとおもった。
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