商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/河出書房新社 |
発売年月日 | 2006/11/20 |
JAN | 9784309408156 |
- 書籍
- 文庫
ホームドラマ
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商品レビュー
3
22件のお客様レビュー
最初の話は国民的なアニメを想像してしまい、本を閉じようと思ったが、読み進めているうちにはまってしまった。 人の表面にはあらわれていない感情や内面の心情が細かに表現されていて、怖くもあるがとても面白く感じられた。ブラックな話ではあるが、現実的でありえそうな内容であったと思う。電車の...
最初の話は国民的なアニメを想像してしまい、本を閉じようと思ったが、読み進めているうちにはまってしまった。 人の表面にはあらわれていない感情や内面の心情が細かに表現されていて、怖くもあるがとても面白く感じられた。ブラックな話ではあるが、現実的でありえそうな内容であったと思う。電車の中で読んだ私は、疲労したサラリーマンの顔を見て、家庭を想像してしまった。 人間は言葉にしないと相手に気持ちが伝わらず、誤解を招く。また、言葉にしていても言葉の裏にも隠された本心がある。
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暖かい家族の裏に隠されたどす黒い何か。 最初の2つの短編小説は、読み進めるうちに「この家族見覚えがあるなぁ」とニヤリ。 すごくブラックユーモアが効いていていい。 残りの2編はそれぞれ、父親が主人公。 かたや、家族に大切にされない辛いサラリーマン。かたや、素晴らしい娘と嫁がいる...
暖かい家族の裏に隠されたどす黒い何か。 最初の2つの短編小説は、読み進めるうちに「この家族見覚えがあるなぁ」とニヤリ。 すごくブラックユーモアが効いていていい。 残りの2編はそれぞれ、父親が主人公。 かたや、家族に大切にされない辛いサラリーマン。かたや、素晴らしい娘と嫁がいるのに疑心暗鬼に取り憑かれた父親。 家族とはもともと他人であって、自分ではない人と暮らせばどこかに軋轢が生まれたっておかしくない。
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H29.05.05 読了。 解説にも書かれている通り、”家族がいることによる不幸を描いた短篇集”。 はじめの二篇はまさかのサザエさん家パロディ。 全部こんな感じ?と思ったら三篇以降変わってホッ。 最後の「嫉」が面白かった。 世にも奇妙な物語みたいで、オチも良かった。
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