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森林からのニッポン再生 平凡社新書
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森林からのニッポン再生 平凡社新書

田中淳夫【著】

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森林からのニッポン再生 平凡社新書

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/平凡社
発売年月日 2007/06/11
JAN 9784582853803

森林からのニッポン再生

¥858

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2016/01/24

2007年刊行なので、情報が古びてしまっている部分もあるが、日本の森林、林業、山村を総合的に理解するために非常に有益な一冊。「昔の方が森林が豊富だった」「森林は緑のダム」といった「常識」を覆し、森林・林業の正しい姿を教えてくれる。森林セラピー、バイオマス・エネルギー(廃物の商品化...

2007年刊行なので、情報が古びてしまっている部分もあるが、日本の森林、林業、山村を総合的に理解するために非常に有益な一冊。「昔の方が森林が豊富だった」「森林は緑のダム」といった「常識」を覆し、森林・林業の正しい姿を教えてくれる。森林セラピー、バイオマス・エネルギー(廃物の商品化)など今後の森林・林業の活かし方のヒントも感じられた。

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2011/05/28

[ 内容 ] 江戸時代は禿山が多く、第二次大戦後の植林で緑化が進んだ。 人工林は天然林より植物が多様で、生物相も豊富。 このように、人工林が環境保護という面でも大きな役割を果たしていることは、意外と知られていない。 だが、山村の過疎化や高齢化により、森は危機に直面している。 今、...

[ 内容 ] 江戸時代は禿山が多く、第二次大戦後の植林で緑化が進んだ。 人工林は天然林より植物が多様で、生物相も豊富。 このように、人工林が環境保護という面でも大きな役割を果たしていることは、意外と知られていない。 だが、山村の過疎化や高齢化により、森は危機に直面している。 今、“森林大国ニッポン”は、再生か否かの分岐点にある。 「自然も山村も都市もつながっている」―新たな視点から日本の森を捉えなおす。 [ 目次 ] 第1章 日本の森林の素顔を探る(日本は世界に冠たる森林大国;存在しない「太古からの原生林」 ほか) 第2章 ニッポン林業盛衰記(海外に打って出る日本林業;林業は焼き畑から生まれた! ほか) 第3章 森から見たムラの素顔(山村は、もう一つの日本;木を売らなかった山里の経済 ほか) 第4章 森と林業と山村を考える(人と森がつくる生態系社会;林業は環境を守る最先端ビジネス ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2011/02/10

表面的だった森林、林業に関する知識を深化、修正してくれた本である。 ・森林の極相という概念は否定されつつある。 ・感じの良い空間は20%程度の木材。 ・日本の場合、1本の木の利用率は30%。精査すると10%かも。 ・中国は年間800万ヘクタール(ほぼ北海道の大きさ)の植林を行っ...

表面的だった森林、林業に関する知識を深化、修正してくれた本である。 ・森林の極相という概念は否定されつつある。 ・感じの良い空間は20%程度の木材。 ・日本の場合、1本の木の利用率は30%。精査すると10%かも。 ・中国は年間800万ヘクタール(ほぼ北海道の大きさ)の植林を行っている。 ・明治半ば頃、最も人口の多かったのは、新潟県。 ・アマゾンのジャングルも1/3~2/3が原住民が植えたもの。

Posted by ブクログ

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