テンプル騎士団の遺産(上巻)

スティーブベリー【著】, 富永和子【訳】

• 販売会社／発売会社: エンターブレイン/エンターブレイン
• 発売年月日: 2007/01/31
• JAN: 9784757733862

商品レビュー

2020/06/10

　テンプル騎士団が過去にどこかに隠したとされる遺産をめぐって、主人公たちが争いを繰り広げる物語。あたかも外国映画を見ているような展開、アクションシーンもあってどきどきもする。映画化したら面白いだろうなと思う。雰囲気のある城や教会などもたくさん登場する。ただその謎や展開などはどこかで見たことがあるような気もする、「ダビンチ・コード」と雰囲気も展開もよく似ていて、そしてその面白さはダビンチコードの上をいくわけではないように思われる。まあ面白くはあった。

2010/02/05

ダ・ヴィンチコードを読んでいるので、南仏のレンヌ・ル・シャトーの謎は
興味があり、おもしろく読みました。この地域は宗教的にとても神秘的なところのようです。ダ・ヴィンチコードとの違いは、展開の速さかな。
ダ・ヴィンチコードの方が引き込まれました。

2009/03/21

テンプル騎士団の「大いなる遺産」探しを軸にレンヌ＝ル＝シャトーの伝説を絡め物語は進行してきますが、このへんの事情に興味のある私にはなんとも堪らないストーリーでした。
歴史的事実と作者の創作の入り混じった内容ですが、最後に登場する「シモンの証」は創作でありながら、宗教の真の姿を示すモノではないかなぁ･･･と妙に納得。
楽しい読書時間を過ごせました。
ただ、登場人物が誰も彼もイマイチ魅力に欠けるような･･･その設定や関係性が予定調和というかなんと言うか･･･そんな訳で☆1つ減