伝えきれなかった真実 映画が語る世界の裏側 宝島社新書

田岡俊次, 川村晃司【著】

• 販売会社／発売会社: 宝島社/宝島社
• 発売年月日: 2007/06/22
• JAN: 9784796658461

商品レビュー

2016/02/26

個人的には、見に行かないであろう映画がほとんど。こういう切り口もあるのかとおもいなが、現状がもっとシビアな状況になっているのが、空恐ろしい。

2010/10/27

宝島社も新書を出してるとは知らなかった。そして何だこの本は。

　この本の趣旨は映画に描かれているテーマを通して、その背景、社会について語ってみようという物で、二人の知識人が各映画を観てそれぞれ意見を述べてる。ちなみに二人ともテレビでよく見かける顔のマスコミジャーナリスト。

　映画を生業にしてない二人が映画について語っていて、なおかつ自分のテリトリーから抜け出せていないから正直感想文どまりだ。
温かいお茶と革のソファーを思い描けるほどにほんわかしてる。それでいいのか知識人。史実との整合性をねちっこく指摘してみたり、ジーンとくるという言葉で終わらしてみたりと、うまく言えないけど全てが中途半端になっている。
　取り合えず構成や脚本が歴史と一致しているかがいい映画の評価基準になってるのがそもそもおかしい。
それでいいのかエセジャーナリスト

題名のとおり、ちゃんと背景を浮き彫りにしていてズレてはいないと思うから、それはそれでいいんだ。
そして観たくなった映画もいくつかあったから、それもそれでいいんだ。

2008/02/03

それぞれの映画に割いているスペースが少ないのを考慮に入れても、一応ジャーナリストとしての名前のある人による映画の背景の説明としては物足りない。目からウロコといった感じの指摘はほとんどない。