商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2007/06/30 |
JAN | 9784163260709 |
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愛情
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
備忘録。 花村萬月、独特の言い回しや淡々とした文体が好き。しばらく前に読んだものなのでまた読みたい。
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独特な雰囲気があって、好き。 男女のヤリトリが面白く・・読みやすい。 肌を合わせようかどうしようか思案しているときは、男も女も不明瞭な笑いが多い。 -向い風- 運を転がすと書いて運転でしょう。 -レオナルドの娘- 誰とでも恋愛をする気はないのと同様に、関係が永続することも望...
独特な雰囲気があって、好き。 男女のヤリトリが面白く・・読みやすい。 肌を合わせようかどうしようか思案しているときは、男も女も不明瞭な笑いが多い。 -向い風- 運を転がすと書いて運転でしょう。 -レオナルドの娘- 誰とでも恋愛をする気はないのと同様に、関係が永続することも望んでいない。 醒めているのかもしれないし、飽きっぽいのかもしれないし、期待していないのかもしれない。 -黒に似た白- 恋愛感情的な狎れたところがない関係が持続するとしたら、しかも肉体の相性が抜群であって、過剰なまでに与えられるとしたら、それは私が理想と思い描く結婚生活ではないか。 -ワイプアウト-
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花村萬月の作品には、壊れた人が出てくることが多い。本作は連作短編であり、作品毎に異なる女性と一人の男性が登場する。女性は皆壊れていて、男性が直そうとする、そんな内容だ。男性は壊れたものを直そうとする。深い愛情を持って。とても心に沁みる作品集だと思う。
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