商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社/双葉社 |
発売年月日 | 2006/07/25 |
JAN | 9784575235555 |
- 書籍
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エバーグリーン
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商品レビュー
3.9
75件のお客様レビュー
感情移入すればするほど最後に期待してしまう自分に気づいて、純粋にこの小説はすごいと思った。たぶん二人よりも十年後を楽しみにしてたと思う。中学生の感情のまま続くっていうのは、やっぱり無理なことなんだろう。シンとアヤコの二人それぞれの成長ぶりに心をふるわせられた。とてもいい作品でした...
感情移入すればするほど最後に期待してしまう自分に気づいて、純粋にこの小説はすごいと思った。たぶん二人よりも十年後を楽しみにしてたと思う。中学生の感情のまま続くっていうのは、やっぱり無理なことなんだろう。シンとアヤコの二人それぞれの成長ぶりに心をふるわせられた。とてもいい作品でした!
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「成瀬は天下を取りにいく」の著者、宮島未奈さんがj-waveで人生に影響を与えた一節で紹介された本がこれだったので手に取りました。 冬は雪深くなる東北方面の山や田んぼが出てくる自然豊かなところが舞台で、恋愛のイメージがまだおぼつかない中3のアヤコとシンが、少しずつ近づいた矢先、...
「成瀬は天下を取りにいく」の著者、宮島未奈さんがj-waveで人生に影響を与えた一節で紹介された本がこれだったので手に取りました。 冬は雪深くなる東北方面の山や田んぼが出てくる自然豊かなところが舞台で、恋愛のイメージがまだおぼつかない中3のアヤコとシンが、少しずつ近づいた矢先、卒業式になってしまい、その帰り、咄嗟に10年後同じ日の10時にここ、何にもないただのあぜ道で会うと、とんでもない約束をする。 読んでいくたびに、その日に近づいていく感じがたまりませんでした。 ☆マークの切り替えが、ドンドン早くなっていくのもドキドキしますね。 パソコンやスマホなどが登場しないからこそ、10年後の約束は不安です。家庭を持って、きっと来ないとか。そもそも忘れて来ないとか。いろんなことを考えてしまいます。 2006年発刊の本ということもあり、男女差別やLGBTQ、パワハラ、誹謗中傷など今のような社会問題はここにはなく、シンプルに自分と向き合い、素直になりながら、徐々に10年後の3/14に近づく素敵なお話しでした。 全体的に人や建物、人工物など余計なものが少なく、シンプルな雰囲気だったので、木造の無人駅のホームのベンチに座って、山と田んぼしかない景色でも眺めながら、この本を読みたいですね。
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シン君とアヤコなんで付き合わなかったのさ~!! 両片思い(?)なのに勿体ない! !! でも「十年後の今日、三月十四日、ここっ」て約束、素敵。私もそんなアオハルな約束したいこの2人が羨ましい~!!
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