商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 勁草書房/勁草書房 |
発売年月日 | 2006/07/25 |
JAN | 9784326601868 |
- 書籍
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社会の見方、測り方
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社会の見方、測り方
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
データを分析する際には、まず代表地や撒布度を調べることが重要。代表地によってデータの基本的な特徴がわかる。複雑な分析を行っていくためには分布の形状を知っておく必要がある。多くの分析方法は正規分布を想定している。つまり極端に偏った分布を持つデータについては、そのままでは分析できない...
データを分析する際には、まず代表地や撒布度を調べることが重要。代表地によってデータの基本的な特徴がわかる。複雑な分析を行っていくためには分布の形状を知っておく必要がある。多くの分析方法は正規分布を想定している。つまり極端に偏った分布を持つデータについては、そのままでは分析できないことも多い。 社会理論において、量的に変化する2つの社会事象の関連性に関する言及は多い。まず相関係数で検討することが有効。
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社会現象を数学や統計的な技法で紐解く計量社会学。本書では、家事分担と不公平感、犯罪と経済状態、社会階層と教育機会等、身近に感じる現象を、様々な手法で可視化している。しかも各項に対して文献紹介&短い書評付。まるで、課題と分析方法のショーケースやぁ。(彦摩呂)
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この本も先生からお借りした。数量化3類で出た結果の解釈の仕方と、論文の中での位置付け方のイメージがいまいちわからないという疑問に対する一つの参考文献。これまで学んだリサーチデザインは、技法の紹介が中心だった。本書は計量社会学という視点で、社会の事象を変数化して計測・分析する方法が...
この本も先生からお借りした。数量化3類で出た結果の解釈の仕方と、論文の中での位置付け方のイメージがいまいちわからないという疑問に対する一つの参考文献。これまで学んだリサーチデザインは、技法の紹介が中心だった。本書は計量社会学という視点で、社会の事象を変数化して計測・分析する方法がたくさん紹介されている。特にブール代数の説明はわかりやすかった。真理表から標準形をつくり、縮約していく流れが明解だと感じた。 数量化3類を使用した分析例や論文に偏ることなく、前提となる因子分析や双対尺度法の例を理解することで、実際の修論中での「お話の持っていき方」がイメージが湧くのではないかと思っている。 生存分析(関数)・ハザード分析(関数)も紹介されている。教職員の退職者のデータが扱える場合は応用できるだろう。大学の生存率は事例件数が少なく、活用は難しそうだ。
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