商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2006/05/09 |
JAN | 9784167340063 |
- 書籍
- 文庫
大往生の島
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大往生の島
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佐野眞一氏が書いた頃の、老人たちがみんな死んでしまった後、この島はどんなふうになるのだろうか? 大往生のすんだ島? 宮本常一が好きな佐野さんなら、 縄文時代から今そして500年後のこの島の老人の死に方の変化と無変化を書いてほしいです。 そして、誰もいなくなった、、...
佐野眞一氏が書いた頃の、老人たちがみんな死んでしまった後、この島はどんなふうになるのだろうか? 大往生のすんだ島? 宮本常一が好きな佐野さんなら、 縄文時代から今そして500年後のこの島の老人の死に方の変化と無変化を書いてほしいです。 そして、誰もいなくなった、、、、。
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97年出版本の文庫版。高齢化率日本一の山口県周防大島。宮本常一の故郷であり、高齢化過疎化が急速に進んだ島でありながら、活気に満ちている島の人たちの生活やその声を、島出身者の人たちの現状や心情、客観的説明、分析も加えながら、詳細に紹介している。島の過去、現在、未来が、佐野さんの鋭く...
97年出版本の文庫版。高齢化率日本一の山口県周防大島。宮本常一の故郷であり、高齢化過疎化が急速に進んだ島でありながら、活気に満ちている島の人たちの生活やその声を、島出身者の人たちの現状や心情、客観的説明、分析も加えながら、詳細に紹介している。島の過去、現在、未来が、佐野さんの鋭く深い洞察力によって鮮明に記述された完全ルポ。現代社会が抱える高齢者福祉の問題や地域社会、高齢化、過疎化をめぐる問題等々、何より人間の「豊かな」生き方を考える際に示唆的。
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ボケた男性は妻の名を呼び続け、ボケた女性は夫の名をいっさい呼ばない。 「どうもはじめから、そうきまっちょるようですな」 という言葉に絶望の世界をつきぬけた明るさのようなものを感じ、 思わず笑うほかなかった。(大往生の島 P.221) この部分を読んだとき、思わず手帳に書き込んだ...
ボケた男性は妻の名を呼び続け、ボケた女性は夫の名をいっさい呼ばない。 「どうもはじめから、そうきまっちょるようですな」 という言葉に絶望の世界をつきぬけた明るさのようなものを感じ、 思わず笑うほかなかった。(大往生の島 P.221) この部分を読んだとき、思わず手帳に書き込んだ。
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