エングラシアおばちゃんのおくりもの こどものとも世界昔ばなしの旅Ⅱ

マリオモンテネグロ【文】, オルガマラディアガ【絵】, まつもととおる【訳】

• 販売会社／発売会社: 福音館書店/
• 発売年月日: 2005/09/10
• JAN: 9784834021127

商品レビュー

2021/03/20

絵本で世界を学ぼう
で
紹介された本。
本書で５０冊目だ。

さて、どこの国のお話だろう。

素朴なタッチの絵本だ。

エングラシアおばちゃんって
円暮らしのおばちゃん？
いや縁暮らしあ　って感じだね。

おばちゃんの顔が崩れてるのは何？
涙かななかなか複雑なひようじようだ。

おばちゃんの刺繍で、Ｇ　と　Ｍの間にあるｙは何？

でこのお話はどこの話？

ニカラグアだそうだ。
中米？南米？ブラジルじゃないからスペイン語かな。

地図で調べてみると、ホンジェラスの南側にある国だ。
そう北米と南米をカラザみたいにつないでるところだ。
人口６００万人くらい。

しかし、ムカデが擬人化されて登場するのには驚いた。
刺されると腫れるよ。

エングラシアおばちゃんの色んな生物のと縁暮らしや（あ）と言うお話。

で、ｙは、スペイン語で　そして　と言う意味の様だ。

Ｇ　はグリセリオで、ｙ　はそして　Ｍ　はメルセデス。

この絵本を読まなきゃニカラグアがどこにあるかなんて、知らないままだった。

2013/03/01

エングラシアおばちゃんは
ロバのグリセリオとメルセデスの結婚のお祝いに
テーブルクロスを縫いました。
そして仕上げに２人の名前を刺繍していたある日。
刺繍に使っていた針と赤い糸と指ぬきがなくなっていたのです。
家中探しても見つからず、
大声で泣くエングラシアおばちゃんのところに
ネコやハチドリ、ヒキガエルなどたくさんの動物が集まってきて
みんなで一緒に探しますが、やっぱり見つかりません。

一時はどうなるかと思ったけれど、
みんなの協力のおかげで、
エングラシアおばちゃんも予定外の
とても素敵な贈り物が完成しました。
中央アメリカのニカラグアに住む作者が、
「ニカラグアの人々の、助け合いの気持ちを表した」
というストーリーと、
色鮮やかで表情豊かな絵が印象的です。