商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2006/04/22 |
JAN | 9784004302384 |
- 書籍
- 新書
カラー版 妖怪画談
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カラー版 妖怪画談
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商品レビュー
4
18件のお客様レビュー
ゲゲゲの鬼太郎の作者、妖怪博士の水木しげるがオールカラーで描いた妖怪たち。彼が日本各地を旅して出会った(出会えなかった)妖怪たちが描かれている一冊。
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妖怪は、この世の恨みとは対極の立場にある存在とされているが、なかなかどうして、妖怪なりにこの住みにくい世知辛い世を渡っていかなけばいけない状況は昔も今も変わらない気がする。 現代の妖怪は、稀薄な社会が住みよい世界か、そうでないか。以外と勝手にやっていきそうで、妖怪天国かも。
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(2016.02.15読了)(2016.02.14借入) 漫画家、妖怪研究者、水木しげるさんが、2015年11月30日、93歳で亡くなりました。 この機会に妖怪研究者としての著書でも目を通しておこうか、と借りてきました。 いろんな妖怪が絵になっていますが、画面の隅までしっかりと書...
(2016.02.15読了)(2016.02.14借入) 漫画家、妖怪研究者、水木しげるさんが、2015年11月30日、93歳で亡くなりました。 この機会に妖怪研究者としての著書でも目を通しておこうか、と借りてきました。 いろんな妖怪が絵になっていますが、画面の隅までしっかりと書いてあるのには、驚きますね。漫画を描く人は、線でしっかり書き込むわけですから、驚きです。 鳥山石燕の「画図百鬼夜行」とか「百鬼夜行絵巻」とか、浮世絵画家の絵とか、伝統はあるので先人の利用できるものは、参考にしているようですが、見たこともないものを絵にするというのは、大したもんです。同じ漫画家では、「妖怪ハンター」の諸星大二郎さんも妖怪をよく書きますよね。 116頁の「がしゃどくろ」は、浮世絵版画で見たものとよく似ています、48頁の「家鳴り」は、絵巻物で見た鬼たちの絵と似ているような気がします。 【目次】 はじめに Ⅰ 奇妙なものみてある記 Ⅱ 出会った妖怪たち Ⅲ 妖怪の有名人たち Ⅳ 幽霊・付喪神のたぐい 奇想を楽しむ日々 参考文献 登場妖怪一覧 ●たんころりん(103頁) 柿の実をとらずにそのままにしておくと、〝たんころりん〟という入道に化けるという。 (昨年秋は、たくさんの柿がなったので、取り切れずに柿木に残された実がたくさんあったので、たんころりんが、たくさんいたのではないでしょうか。) ●すねこすり(120頁) 犬のようなものが足に絡みついて、走るのを妨げる。 (台所に立っていると、飼い猫が脚に体をさりげなくこすりつけて通り過ぎます。動こうとするときに足にまとわりつかれると歩きにくいですよね。) ●人魂(160頁) (家から人魂が出てくるのを見たら、そっと捕まえて、家に戻してやると死んだと思った人が生き返る、とか。) ●狂骨(186頁) 〝狂骨〟は井戸の中の白骨だ。 ☆関連図書(既読) 「総員玉砕せよ!」水木しげる著、講談社文庫、1995.06.15 「ゲゲゲの女房」武良布枝著、実業之日本社、2008.03.11 「百鬼夜行絵巻の謎」小松和彦著、集英社新書、2008.12.21 (2016年2月15日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 妖怪は本当にいるのだ!子供の頃からそう信じて妖怪を描き続けてきた現代の妖怪博士が、古今にわたる妖怪たちを初めてオールカラーで描く。訪ね歩いた奇妙な土地や自分が出会った妖怪たち、鬼太郎をはじめとする妖怪の有名人、幽霊・付喪神などが、精緻なタッチと豊かな色彩の中に生き生きと動きだす。妖怪ファンに贈る岩波新書特別版。
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